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最近の雪像の精密さには、驚くばかりです。
小学生の時、雪祭りが終わった後の図工の時間は、必ず”雪祭りの絵”を
描くことになっていました。
私は”雪祭りの絵”には、ちょっとした思い出があります。
雪像を描いていて、白の絵の具を使おうとした時、その量が残り少なくなって
いることに気づきました。
私は小さい頃から絵を習っていたので、他のお友達よりも、絵の具の減り方が
早かったのです。
子供ながら私は、この問題?の解決方法を一生懸命考えました。
そこで思いついた
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淡いグリーンで描いてしまった雪像は、他の同級生の絵とはだいぶ違って
いました。
自分の絵を見て、内心ちょっと失敗だったかな?と思っていると、
「こんな雪像変だよ、だって雪は白いもん!」と、私の絵を覗きにきた同級生にも
言われてしまいました。
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ところが私の絵を見た先生は、思いがけない事を言いました。
その時の先生の言葉を、今でもはっきり覚えています。
「みんな、雪は白いと決め付けて絵を描いているけど、雪を見て
自分にはどう見えているかよ~く考えてごらん。
そして自分に見えた色で描くことが、すごいことなんだよ。
だから○○ちゃんの今日の絵はとっても上手です。」
先生に褒めてもらえてすごく嬉しかったけど、ちょっとだけ?かなり?
後ろめたい気持ちでした。
*雪像が倒れて人が怪我をしても治療費がでるように、
ちゃんと雪像にも保険がかけられています。
”関連サイト”を整備しました。
今日のあなたの運勢もあります。
見てくださいね!