あの時... 。

バターを切るときに、いつも不便を感じていました。

包丁で切ると包丁にバターがくっついてしまったり、抑えている手の暖かさで
バターが柔らかくなってしまったりします。　
チーズカッターならあるのに、何故バターを上手く切るものがないのいでしょう...　　
と思っていたら最近になってやっと、バターを切る道具を何種類か目にするように
なってきました。

そのうちの一つに、容器にカッターがついたものがあります。　　

思えばあれは7年前...
バターを上手く切ることができず　そういう道具が売っていないなら
自分で考えてはどうかと考えました。
上手くいけば特許が取れるかも　

数週間後、これだ　というものが浮かび上がりました。
図を描いたり、材質を考えたりもしました。
完璧　　だと思いました。

ついでに？特許についても色々調べてみました。
するともうすでに、バターカッターは何点か申請されていました。
でも、私の考えたものの方が断然使いやすそうでしたが...。

費用の問題と日々の生活に追われ、私のアイデアはひっそりとお蔵に
入っていました。

そしてある日目にしてしまったのです。
　以前私が考えたものと全く同じバターカッター付のケース　　を　

あの時もう少し頑張っていたら...