漫才は格闘技

12月24日

　今日はクリスマスイブ。

　「きっと君はこ～な～い～」と歌う相手もいない３２才独身男。こんな事でいいのか？と自問自答した所でアテがあるわけもなく、いつも通り、扇町のプールに行って泳ぐ泳ぐ。

　プールから出て、携帯でラグビー大学選手権の結果をチェック。驚いた！関西二位の京産が法政を破って準決勝進出を決めていたからだ。そして、関西一位の大体大も明治を破って準決勝進出。これで４強は早稲田・関東学院・大体大・京産。関西勢が二校残るってのは何年ぶりやろ。いや～すごい！でも、そう思いながらも、そこに自分が応援する同志社が入っていないのが非常にさびしい。何か素直に喜べない気分です。

　夕方。今年もやってきたM-1グランプリ！頭から最後までしっかり見ました。

　今年、僕が期待していたのは笑い飯と麒麟。決勝戦の常連でありながらも、いまだ天辺をつかめていない両コンビ。今年こそは！と期待していたのだ。

　M-1グランプリ・・・。プロアマを問わず誰が一番面白いか！それだけを決定するイベント。シンプル。それゆえに勝者と敗者のコントラストを鮮やかに映し出す。今までの負けを取り返しに来た笑い飯と麒麟。どこまでやれるか。

　麒麟は良かった。出演順に恵まれたのもあるが、気合の入ったいい漫才だった。

　一方の笑い飯。そつがなかったがそれだけだった。笑い飯の漫才が終わった瞬間、「このネタじゃ厳しいな」と思った。結果。一回戦敗退。今年も負けを取り戻せなかったか・・・。残念。
　
　優勝したチュートリアルは納得の圧勝だった。去年のブラックマヨネーズと同じく一回戦で「場」の空気を鷲づかみにしたまま決勝に持ち込めたのが大きな要因だった。でも、結果論かもしれないけど、去年チュートリアルがやった「バーベキューの具」ネタも今年に向けての前フリやったような気がしてくる。ともあれ、今年のM-1も面白かった。

　今夜から阿部公房「砂の女」を読み始めた。何回か読みかけては止めている本の内の一冊。今回は最後まで読もうと思う。