オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

やり残し

2006-12-30 | 地元
12月30日

 今日から三重に帰る!

 と、思っていたが、そうは問屋が卸さない。まだ園田でやり残した事があるのだ。

 何やら大げさに書いてしまったが、何のことはない。

 年賀状を書くだけである。

 今日まで年賀状を一枚も書いていなかった。今日書かなあかんのはおよそ30枚強。送り先の宛名をプリントすれば30枚なんかアッ!という間なのだが、そうするのは嫌なので、つたない字をひたすら年賀状に記していく。

 半分くらいまで来た所で、ハッと気付いた。

 髪も切らなっ!

 という訳で、年賀状を書くのを一旦よして床屋へ。ちょうど空いた所で待たずに髪を切って貰う。

 頭をサッパリさせ、寮に戻って年賀状の続きを書く。他の寮生はすでに皆里帰りしている。本当に静かだ。一人で宛名を書いていると、送る人の顔が頭に浮かんでくる。去年は何を思いながらこの名前を書いてたってけな。そう記憶を手繰りながら、一字一字記していく。

 全部書き終えたら、すっかり夜。部屋に戻って帰る準備を整える。まず忘れないようにとカバンへ入れたのはグローブとボール。今年はスポーツする事にまっすぐ向き合った一年でもあったな。その後は、着替えをサクサク詰めていく。



 三重に着いたら10時過ぎ。そこからテクテク歩いて塾に。先生しかいない。近況を聞いている間に、後輩がやってきて、さらに話は弾む。

 12時過ぎ、また違う後輩がやってくる。仕事調子はどうよと聞きながら、話は仕事以外に広がっていき、また他の人の話になったりと無尽蔵に広がっていく。こんな時間の中に身を任せていると、三重に帰ってきたなあという実感がわいてくる。

 実感に浸りすぎたのか、気付いたら朝の6時。後輩に家まで送ってもらい、親に「ただいま」と言うなり爆睡。