技を磨く

このブログにおいても、なにかあるたびに
「もっと自分の技を磨いて、、、、、」ということを
書くことが多い。

では、技を磨くというのはどういうことなのか。

磨くというと、宝石とか刃物などを思い浮かべますが
無論それぞれ磨き方はあるとしても、
初心者と一流の人の形としての動作や力加減など
見てもなかなか違いはわからない。

ただ、何かが違うということは感じられるかもしれない。
しかし、その何かとは何なのかが、表現できない。

自分自身でも今と、数年前とでは
形は同じでも、違いがあるのがわかる。
では何が違うのかを表現するのが難しい。

同じ技でも質の違いがあり、
その質の違いが何となく形にも変化を与えている感じがある。
しかし、いつもその質は同じではなく
以前の質と違った質の技というバリエーションがあるということで
以前の質の技は今も私の中にあると思う。

どちらが正しい技なのかはどうでもいいこと。
治ればどっちも正しい。