こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
経営改善計画書を作成してみましょう その54 からは利益計画に基づくアクションプランの事例を見て行きます。
少し長くなりますが、まず例となる会社の概要を設定してみますね。
皆さんの会社も最初に計画書を作成する時には必要となるベース部分ですから、例に沿って自社の概要を作成してみて下さい。
A社の概要
金属の溶接・研磨技術をコア技術として、主に溶接加工業務を行う。顧客は機械メーカー等。
各事業所(東京・名古屋・福岡)に工場(作業場)を有する。
年商16億円。
従業員110名(技術者・職人中心)
溶接加工の技術を活かして、工場(プラント等)の設備修繕業務(持ち込み修繕、顧客先での対応)にも事業を展開している。
先代社長が創業し、現社長は先代社長の長男。
順調に事業を拡大してきたが、ここ数年は溶接加工業務の受注の低迷が続き、直近期において営業赤字に陥る。
業績改善の方向性を探るべく、中期経営計画の策定に着手する事にした。
といった感じに設定してみます。
現状を分析した結果は以下の通りです。
・3期連続して売上高が減少しており、実績1期において、営業損失に陥る。
・特に、溶接加工は売上高の減少が続いており、設備修繕の売上高徐々に増加しているものの、溶接加工の売上高の減少をカバー出来る水準にはない。
・事業所別にみると、東京事業所は溶接加工の減収により営業赤字に転落し、福岡事業所は規模も小さく採算割れの状態が続いている。
・これに対して、設備修繕の売上高を伸ばしている名古屋事業所は採算がよく、営業黒字を維持している。
・A社の主たる事業であった溶接加工業については、顧客企業の海外進出によって、マーケット自体が縮小している。
・これを受け、A社の溶接加工業の売上高は徐々に減少しており、今後も低迷することが見込まれる。
・当社の溶接技術は、プラント設備等の工場設備の修繕(これによる設備の延命)に利用可能であり、コスト削減を行いたいという顧客メーカーのニーズにマッチし、更に拡大の余地があると見込まれる。
・A社では、特に名古屋地区での受注増に成功している。
次回は以上の概要を持って事例検証に入ります。
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
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A社の概要
金属の溶接・研磨技術をコア技術として、主に溶接加工業務を行う。顧客は機械メーカー等。
各事業所(東京・名古屋・福岡)に工場(作業場)を有する。
年商16億円。
従業員110名(技術者・職人中心)
溶接加工の技術を活かして、工場(プラント等)の設備修繕業務(持ち込み修繕、顧客先での対応)にも事業を展開している。
先代社長が創業し、現社長は先代社長の長男。
順調に事業を拡大してきたが、ここ数年は溶接加工業務の受注の低迷が続き、直近期において営業赤字に陥る。
業績改善の方向性を探るべく、中期経営計画の策定に着手する事にした。
といった感じに設定してみます。
現状を分析した結果は以下の通りです。
・3期連続して売上高が減少しており、実績1期において、営業損失に陥る。
・特に、溶接加工は売上高の減少が続いており、設備修繕の売上高徐々に増加しているものの、溶接加工の売上高の減少をカバー出来る水準にはない。
・事業所別にみると、東京事業所は溶接加工の減収により営業赤字に転落し、福岡事業所は規模も小さく採算割れの状態が続いている。
・これに対して、設備修繕の売上高を伸ばしている名古屋事業所は採算がよく、営業黒字を維持している。
・A社の主たる事業であった溶接加工業については、顧客企業の海外進出によって、マーケット自体が縮小している。
・これを受け、A社の溶接加工業の売上高は徐々に減少しており、今後も低迷することが見込まれる。
・当社の溶接技術は、プラント設備等の工場設備の修繕(これによる設備の延命)に利用可能であり、コスト削減を行いたいという顧客メーカーのニーズにマッチし、更に拡大の余地があると見込まれる。
・A社では、特に名古屋地区での受注増に成功している。
次回は以上の概要を持って事例検証に入ります。
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
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「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
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