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マーケティング研究 他社事例 その281 「ドラッグストアの事業モデル変革を探る3」 ~王者コンビニの弱点を突く~

2018-12-20 08:17:51 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 その281 「ドラッグストアの事業モデル変革を探る3」 ~王者コンビニの弱点を突く~


そして、コンビニの3つ目の弱点は、超高齢化社会への対応が不十分な点です。

対照的に、ウエルシアは全店舗の約7割に当たる1183店舗で処方箋調剤の機能を備え、業界でも先行していまし、併せて栄養士の採用に力を入れており、高齢者が健康相談できる「かかりつけ薬局」の役割を担うのです。

ドラッグストア業界では24時間営業は珍しいですが、ウエルシアではすでに145店舗に上がり、今後、全店舗の2割を目標に拡大しています。

24時間営業は住民の信頼を得るだけではなく、売上にも貢献しています。

都市型店舗の神田小川町店は、1日に来店する客数のうち約20%は深夜帯に来店すると言います。

「ウエルシアは食品や深夜営業の拡充により来店頻度を高め、処方箋調剤を備えて固定客を増やした。それにより、他企業に先駆けて、人口1万人程度の小商圏でも採算が取りやすくなっている」といちよし経済研究所の柳平主任研究員は分析しています。

小商圏でも商売が成り立つということは、例えば、小売店がぶつかり合う激戦区の隙間に出店が可能となり、出店余地は広がることになります。

柳平氏によると、90年代ごろ、ドラッグストアは人口3万人~5万人とい大きな商圏で事業展開をしていたと言います。

つまり、ウエルシアは店舗の「コンビニ化」というイノベーションを起こす事で自らの成長の余地を広げていることになるのです。

ここ数年の成長ペースがそれを反映しています。

2018年度(予想)までの3期の平均でみると、ウエルシアの増収率は年14%です。

セブンイレブンのチェーン売上高伸び率は2016年度に5%、2017年度は4%にとどまり、勢いの差は明らかです。

日本チェーンドラッグストア協会の調査結果で2017年度の両業界の市場規模を比べると、ドラッグストアは6兆8500億円で、コンビニは10兆7,000億円でした。

まだ4兆円もの差がありますが、ウエルシアなど大手が牽引してドラッグストアの市場が急ピッチで伸びているのに対して、コンビニ市場は鈍化が鮮明です。

近い将来、市場規模は肉薄する可能性があります。

(続く)


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