マーケティング研究 他社事例 560 「Z世代1」 ~スマホネーティブの力~
※Z世代とは、1990年代後半以降に生まれ、初めて触った携帯端末はスマートフォン。SNS(交流サイト)をはじめとしたデジタル空間からの情報を取捨選択する能力が高く自分が興味・関心のあるコミュニティーを大切にしています。環境配慮など社会に対する意識が強く、多様性に富む。
東京・渋谷にある「SHIBUYA109」の8階に、人気モデル、藤田ニコルさんのグッズやタピオカ飲料の販売店の横に、教室ほどの大きさの白いタイル張りのスタジオが設けられています。
夕方になるとスタジオには10代に人気のあるモデルらが集まり、ライブ動画配信サービス「LINEライブ」の番組を撮影しています。
動画上には次々と「××ちゃんかわいい」などリアルタイムでのコメントが付いて行きます。
10代向けサービスを展開する超10代(渋谷区)と、SHIBUYA109エンタテイメント(大田区)が10代を中心とした若者層、いわゆる「Z世代」向けに視聴者や観覧車が参加できるコンテンツを制作しようと2019年11月にオープンしたスタジオです。
スタジオの横を店舗にもできるため、番組中に紹介したファッションアイテムをその場で販売することも可能です。
スタジオで観覧する若者たちは片手にスマートフォンを握り、収録の様子をSNS(交流サイト)で投稿しても構わないんです。
動画は写真共有サイト「インスタグラム」やツイッターを通じ、次々と拡散されていきます。
このスタジオに集まった出演者の多くは、SNSが生んだ「インフルエンサー」と呼ばれる人たちです。
その中の一人がひかりんちょさん(16歳)です。
ひかりんちょさんは「カリスマ女子高生」とも呼ばれ、インスタグラムや短編動画投稿サイト「TikTok」の総フォロワー数は100万人を超えました。
ツイッターのフォロワー数は13万人以上と、有名モデルの冨永愛さんなどと同じレベルにあります。
当初は芸能事務所に所属していたわけではなく、有名なオーディションを勝ち抜いたわけではありません。
SNS上で「かわいい」「言動が面白い」などと中高生の間で火が付いたのです。
人気を活用しようと、東北新社は「映画ひつじのショーンUFOフィーバー!」のPRをひかりんちょさんに依頼しました。
「マス広告では10代への訴求が難しく、インフルエンサーが必要」(東北新社)
Z世代向け商品を扱う企業に加え、その親、祖父母世代への訴求にもZ世代は欠かせません。
ダイハツ工業は孫から祖父母世代に安全運転をアピールするため、ひかりんちょさんらZ世代の人気インフルエンサーを広告へ起用し、2019年6月~7月に東京・原宿でイベントを開催しました。
ひかりんちょさんの人気は「太ったらだめなん生きにくい世の中」など、自分の意見をはっきりと言うところにあります。
彼女のファンという女子高校生(17)は「批判とかを気にしない、彼女のいう事が好き」と話します。
ひかりんちょさんは2019年11月にはKADOKAWAから自伝を出版しました。
その中で、いじめに遭い学校に通えなくなったことや、動画投稿を始めた経緯などを告白しました。
時にSNS上で心無いコメントが付き、アンチもいますが、「全く気にしない。私は私だから」と彼女は言い切ります。
(続き)
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
※Z世代とは、1990年代後半以降に生まれ、初めて触った携帯端末はスマートフォン。SNS(交流サイト)をはじめとしたデジタル空間からの情報を取捨選択する能力が高く自分が興味・関心のあるコミュニティーを大切にしています。環境配慮など社会に対する意識が強く、多様性に富む。
東京・渋谷にある「SHIBUYA109」の8階に、人気モデル、藤田ニコルさんのグッズやタピオカ飲料の販売店の横に、教室ほどの大きさの白いタイル張りのスタジオが設けられています。
夕方になるとスタジオには10代に人気のあるモデルらが集まり、ライブ動画配信サービス「LINEライブ」の番組を撮影しています。
動画上には次々と「××ちゃんかわいい」などリアルタイムでのコメントが付いて行きます。
10代向けサービスを展開する超10代(渋谷区)と、SHIBUYA109エンタテイメント(大田区)が10代を中心とした若者層、いわゆる「Z世代」向けに視聴者や観覧車が参加できるコンテンツを制作しようと2019年11月にオープンしたスタジオです。
スタジオの横を店舗にもできるため、番組中に紹介したファッションアイテムをその場で販売することも可能です。
スタジオで観覧する若者たちは片手にスマートフォンを握り、収録の様子をSNS(交流サイト)で投稿しても構わないんです。
動画は写真共有サイト「インスタグラム」やツイッターを通じ、次々と拡散されていきます。
このスタジオに集まった出演者の多くは、SNSが生んだ「インフルエンサー」と呼ばれる人たちです。
その中の一人がひかりんちょさん(16歳)です。
ひかりんちょさんは「カリスマ女子高生」とも呼ばれ、インスタグラムや短編動画投稿サイト「TikTok」の総フォロワー数は100万人を超えました。
ツイッターのフォロワー数は13万人以上と、有名モデルの冨永愛さんなどと同じレベルにあります。
当初は芸能事務所に所属していたわけではなく、有名なオーディションを勝ち抜いたわけではありません。
SNS上で「かわいい」「言動が面白い」などと中高生の間で火が付いたのです。
人気を活用しようと、東北新社は「映画ひつじのショーンUFOフィーバー!」のPRをひかりんちょさんに依頼しました。
「マス広告では10代への訴求が難しく、インフルエンサーが必要」(東北新社)
Z世代向け商品を扱う企業に加え、その親、祖父母世代への訴求にもZ世代は欠かせません。
ダイハツ工業は孫から祖父母世代に安全運転をアピールするため、ひかりんちょさんらZ世代の人気インフルエンサーを広告へ起用し、2019年6月~7月に東京・原宿でイベントを開催しました。
ひかりんちょさんの人気は「太ったらだめなん生きにくい世の中」など、自分の意見をはっきりと言うところにあります。
彼女のファンという女子高校生(17)は「批判とかを気にしない、彼女のいう事が好き」と話します。
ひかりんちょさんは2019年11月にはKADOKAWAから自伝を出版しました。
その中で、いじめに遭い学校に通えなくなったことや、動画投稿を始めた経緯などを告白しました。
時にSNS上で心無いコメントが付き、アンチもいますが、「全く気にしない。私は私だから」と彼女は言い切ります。
(続き)
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣