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教科書に載っていない良い職場とは その150 【物事の見る目が違うという事】

2021-11-09 09:15:22 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その150 【物事の見る目が違うという事】


様々なパラダイムを通して具体的に見て行きましょう。
社会人にありがちな例だと思いますし、そうでは無い方でも自分だったらどうするか?を考えながら見て欲しいと思います。

【あなたは今夜、奥さんと映画に行く約束をしているところ、突然、上司に呼ばれ今日の残業を指示されました。】

「配偶者中心あるいは家族中心のパラダイム」であれば、真っ先に考えるのは奥さんの事です。
奥さんを喜ばせる為に残業を断って映画に行くかもしれません。
あるいは、業務命令だから仕方がないとしぶしぶ残業するが、奥さんが怒っているのではないか、家に帰ったら何と言って弁解しようか、奥さんの落胆をどのようにフォローしようか気が気でないかもしれません。

「お金中心のパラダイム」であれば、残業代はいくらになるだろうか?残業したら昇給査定で有利になるかもしれない、などと考えるかもしれません。
奥さんには事務的に伝えるだけで、収入の方が大事なことぐらい奥さんもわかってくれるだろうとそう考えます。

「仕事中心のパラダイム」であれば、この残業命令をチャンスととらえ、仕事の事がもっと学べると思います。
上司の受けも良くなって、昇進にプラスになるはずと考えるかもしれません。
奥さんだって仕事熱心な私を誇りに思うはずと考えるでしょう。

「所有物中心のパラダイム」であれば、残業代で何を買おうと考えるかもしれません。
あるいは、明日の朝になったら、崇高な自己犠牲精神が同僚たちの話題になるだろうと考えるかもしれません。

「娯楽中心のパラダイム」であれば、残業したほうが良いと奥さんにアドバイスされても、あなたは残業せずに映画に行くと思います。
夜まで仕事することはない。あなたにとって夜は遊ぶ為にあるのだからと。

「友人中心のパラダイム」であれば、職場の友人も一緒に残業するのかどうかを確かめてから、どうするかを決めるかもしれません。

「敵中心のパラダイム」であれば、ライバルが遊んでいる時にライバルの分まで仕事をしてしまおうと考えます。
構図として、やっている自分とやっていないライバルという関係を作り上げます。

「自己中心のパラダイム」であれば、どうするのかが自分にとって一番得かを考えます。
今回の場合は映画を一緒に観る事で奥さんに喜んでもらうか、上司からの評価を天秤にかけます。

このようにたった一つの出来事でも、視点を変えれば見え方はこんなにも違ってきます。
あなたがこれらの原則中心の生き方をしているなら、いくつかの選択肢を客観的に検討出来ると思います。
そしてあなたは、あなたに影響する様々な要因から一歩離れる事が出来るはずです。
映画に行くか、残業するかは効果的な解決策のほんの一部でしかない事に我々は気付くべきです。
もし選択肢がこの二つしかないとしたら、どんなに多くの中心を持っていても、同じ選択をしますし、単に反応的に行動しているに過ぎません。
その結果責任は、恐らく他責になる事でしょう。

第一に、あなたは他者や状況の影響を受けて決断するのではないという事です。自分が一番良いと思う事を主体的に選択するのです。
第二に、長期的に結果を予測できる原則に従って決めるのですから、自分の決断はもっとも効果的だと確信できます。
第三に、自分で考えた下した決断をするのですから、そこでの経験はあなたの人生に質と意味をもたらしてくれます。
第四に、相互依存の人間関係の中で培ってきた強いネットワークの中で、奥さんと上司とうまくコミュニケーションがとれるはずです。
あなたは自立した人間なので、相互依存の関係も効果的に活かせるはずです。
誰かに頼めることは頼み、明日の朝早く出社して残りを仕上げる事も可能なはずです。
原則中心の人は物事を見る目が違うという事をご理解いただけたと思います。

(続く)



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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
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