マーケティング研究 他社事例 550 「魅力あふれるバン泊」 ~新たな車の楽しみ方~
※現在は緊急事態宣言が発令中ですので皆さんの遠出や外出をお薦めするものではありません。
しかし、アフターコロナの経済活性化の際には、車中泊も選択肢の一つになるかもしれませんので情報を共有しておきます。
現在、車離れが語られる一方で、「車中泊」の人気がじわじわと高まっています。
食事や作業のために備え付けられたテーブルに、バッテリーにつながれた電気鍋、マットが敷かれたフラットな睡眠スペースなどなど。
装備を見たら、一瞬部屋かと見間違うような光景です。
車中泊の代名詞といえるキャンピングカーの市場は右肩上がりです。
日本RV協会によると、2018年度のキャンピングカーの販売総額は約458億円と過去最高を記録しました。
5年で約1.5倍となり、国内の保有台数も11万台を超えたのでした。
ユーザーの約7割は50~60代で、「定年後に夫婦でクルマ旅」という需要が中心となっています。
一方、若い世代を中心に広がっているのが乗用車での車中泊です。
車中泊スポットの検索・予約サービスを運営するカーステイ(新宿)の宮下社長によると「一番伸びているのが20代~30代のユーザー。乗用車に泊まる人が約8割」と言います。
平均400万円ほどするキャンピングカーではなく、バン型の車両などを改造して楽しむのが若い世代の特徴です。
改造車の祭典「東京オートサロン」でも、フルフラットになるシートを搭載したミニバンや、車体横にタープがかけられたSUV(多目的スポーツ車)など、車中泊仕様のカスタムカーが数多く展示されていました。
日産自動車の特装車などを手掛けるオーテックジャパンが展示したのは、車中泊仕様のミニバン「セレナ」でした。
「キャンプなどアウトドアのトレンドともなじみが良く、災害時の一時避難場所としても使える」(日産自動車広報)
さらに、背が高く室内が広い「ハイト・トール系」の軽自動車が増えていることも裾野が広がる背景の一つとなっています。
スズキは軽SUV「スペーシアギア」向けに、倒したシートの段差を埋めるクッションマットや窓を遮光するシェードなど、車中泊を想定した純正オプションを用意しています。
新たな需要を取り込もうと動いているのはカスタムショップや自動車メーカーだけではありません。
NTT東日本は2019年10月、栃木県日光市で自社が保有する駐車スペースを、車中泊向けに提供し始めました。
宿泊施設不足と観光客の足の確保という2つの課題を解決しつつ、観光客を誘致するのが狙いです。
2019年の東京五輪チケットの抽選結果発表後、「ホテルの料金が高すぎて泊まれないと考えた人たちの予約が一気に入った」(カーステイ)など、ホテル不足も車中泊人気を後押ししました。
残念ながら、東京五輪が延期になり、さらにステイホームという事で、込み合う車中泊の姿を見る事はありません。
しかし、「泊まれて・改造できて・楽しめる」という車中泊の人気は、移動手段にとどまらない今後のクルマのあり方を示しているのかもしれません。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
※現在は緊急事態宣言が発令中ですので皆さんの遠出や外出をお薦めするものではありません。
しかし、アフターコロナの経済活性化の際には、車中泊も選択肢の一つになるかもしれませんので情報を共有しておきます。
現在、車離れが語られる一方で、「車中泊」の人気がじわじわと高まっています。
食事や作業のために備え付けられたテーブルに、バッテリーにつながれた電気鍋、マットが敷かれたフラットな睡眠スペースなどなど。
装備を見たら、一瞬部屋かと見間違うような光景です。
車中泊の代名詞といえるキャンピングカーの市場は右肩上がりです。
日本RV協会によると、2018年度のキャンピングカーの販売総額は約458億円と過去最高を記録しました。
5年で約1.5倍となり、国内の保有台数も11万台を超えたのでした。
ユーザーの約7割は50~60代で、「定年後に夫婦でクルマ旅」という需要が中心となっています。
一方、若い世代を中心に広がっているのが乗用車での車中泊です。
車中泊スポットの検索・予約サービスを運営するカーステイ(新宿)の宮下社長によると「一番伸びているのが20代~30代のユーザー。乗用車に泊まる人が約8割」と言います。
平均400万円ほどするキャンピングカーではなく、バン型の車両などを改造して楽しむのが若い世代の特徴です。
改造車の祭典「東京オートサロン」でも、フルフラットになるシートを搭載したミニバンや、車体横にタープがかけられたSUV(多目的スポーツ車)など、車中泊仕様のカスタムカーが数多く展示されていました。
日産自動車の特装車などを手掛けるオーテックジャパンが展示したのは、車中泊仕様のミニバン「セレナ」でした。
「キャンプなどアウトドアのトレンドともなじみが良く、災害時の一時避難場所としても使える」(日産自動車広報)
さらに、背が高く室内が広い「ハイト・トール系」の軽自動車が増えていることも裾野が広がる背景の一つとなっています。
スズキは軽SUV「スペーシアギア」向けに、倒したシートの段差を埋めるクッションマットや窓を遮光するシェードなど、車中泊を想定した純正オプションを用意しています。
新たな需要を取り込もうと動いているのはカスタムショップや自動車メーカーだけではありません。
NTT東日本は2019年10月、栃木県日光市で自社が保有する駐車スペースを、車中泊向けに提供し始めました。
宿泊施設不足と観光客の足の確保という2つの課題を解決しつつ、観光客を誘致するのが狙いです。
2019年の東京五輪チケットの抽選結果発表後、「ホテルの料金が高すぎて泊まれないと考えた人たちの予約が一気に入った」(カーステイ)など、ホテル不足も車中泊人気を後押ししました。
残念ながら、東京五輪が延期になり、さらにステイホームという事で、込み合う車中泊の姿を見る事はありません。
しかし、「泊まれて・改造できて・楽しめる」という車中泊の人気は、移動手段にとどまらない今後のクルマのあり方を示しているのかもしれません。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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