釣り堀「じゃのひれ」

昨日、淡路の釣り堀「じゃのひれ」にイルカが来た事を書きましたが、そのイルカを見がてら、釣りもしてきました。

山形社長から「佐藤さん、イルカが来たから見に来てよと」と電話があったので、日曜日にでも行ってこようと思っていた矢先の金曜日、釣り仲間の辻氏から電話が入り「日曜日にいつもの息子の会社で釣りに行きますけど来ませんか」とのこと。

渡りに船とはこの事、「行くわ」と返事して横田氏を誘ったら、この間の牟岐のリベンジにいくとのこと。そこに中野氏と福田氏が入り4人行く事になったと辻氏に電話した。

午前4時30分に我が家に迎えに来てくれた福田氏の車に釣り道具を積んで出発。途中、淡路島のドライブインで朝食を済ませ6時30分に到着。大勢の人が申し込みの順番待ちをしていたが、今日は貸しきりであるので、辻氏のメンバーはもうすでに入っていた。

皆さん釣りを始めた頃に山形社長が来たので、私はイルカの事を聞くために1時間ほど話をして戻ったら、マダイの地合いは過ぎてもう一服状態でしたので、アジを付けて青物を狙った。

2つの水槽を借り切っての釣りですが、まだ誰にも青物のアタリが無い。10時30分ごろにやっと私の竿にアタリが出た。青物を掛けると他の人の竿はすぐに上げてもらわなかったら絡んでしまう。「青や！」と言ったが福田さんは耳が遠いので聞こえなかったようで絡んでしまった。

私の穂先も折れてしまったが何とかいけそうなので、福田さんに「糸を緩めてや」と言ってやり取りをした、70センチほどのカンパチであった。

青物は1匹釣れると他の魚が興奮して後ろについてくるので、近くのエサに直ぐに食いつくのである。このときも今まで全然食い気が無かったのに、すぐに2人の竿に食いついた。

うまく右側と左側とに分かれて食いついたので2人とも釣り上げる事ができた。どちらもメジロであった。私がカンパチを釣ったので何とか面目を保つ事ができました。本当に釣れてよかったと、ホッとしました。

そのメジロがひと暴れしたので、後は何に釣れないまま、終了の時間がきた。12時で終了なので皆さん片付けを始めた。

私は消化不良なので社長に電話して延長をお願いした。いつもの事で、しゃうないやっちゃなと思われてるかもしれないが、居残り組み4人で釣り開始です。

シマアジも入ってるのに、今日はまだ1匹も上がっていない。辻氏のグループも、マダイをそこそこ釣っている方もいたが、シマアジは誰にも釣れなかったようです。

延長したのであるから、なんとか1匹釣りたいものだと真ん中の深みにしぼって竿を打ち返した。ササミの黄色に色付けしたエサをハリいっぱいに刺して放り込んだ。何投目かに小さいアタリが出た。チョンチョンとしたアタリ、エサトリかなとも思ったが、上げるとエサは無かった。

これは可能性があると思い、再度同じ所に放り込んだ。そして、チョン、チョンと来たアタリに合わせたら上手く乗った。タイではなく青物の様であるが、大変引きが強い。先ほどのカンパチに負けない引きである、走り回るうちに姿が見えた。

シマアジ！、途端に慎重になる。当然であるがこの魚は口が弱いために、掛かりようによってはすぐに切れてしまう。唇が取れてくるときもあるので、逃がす事が多い。吸い込んでくれてたら奥のノド元にかかるのである。

チラリと見えた型は良い方のようである。少し時間が掛かるが慎重にやり取りしてあげたら45センチぐらいの良形である。上手く飲み込んでくれていたので切れなかったようだ。

続いてハマチが釣れて本日の釣りは終わった。社長に礼を言って、じゃのひれを後にした。