石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

秋の作物、畑のお仕事

2017年11月04日 | 畑から
柿の葉も落ちて、周辺の紅葉も徐々に始まりました。
天気が回復して、畑で行う収穫体験も里芋・さつまいも・ニンジン・・・と様々です。子どもたちも天気の良い日に活動ができると一層楽しみが増すと思います。
保育園や幼稚園の芋掘りはとても楽しいひと時。つぶやきや驚きがかわいらしい。土の中から同じものがまたとなく出てくること。自分で行動しないと何も進まないこと。いやいや土に触れる子も、掘り終わるころには汚れも土の感触も何のその。
とある園は、トラクターで耕したふかふかの土の上を裸足で遊ばせたいとのリクエスト。普段はNGですが秋のこの時期は我が家としても準備しておきます。さつま芋のツルで大繩とびをして遊んだり、ツルを引きずって追いかけっこ。遊具はなくても自然のものが遊びのアイテム。充分遊びの時間も楽しんでいました。畑は作物を育てるだけでなく、子どもも育つ場所なのだと思いました。

長雨の間、作業が出来なかったこともありあれも・これもとやることが山積みに。2日ほど近隣中学生の職場体験の受け入れをしました。ブルーベリー農園内の防草シートはずし・保育園の収穫体験の受け入れサポート・さつま芋堀りと里芋堀り・裏山の枝拾いと笹枝切り・ラッカセイの選別・さつまいものツルの片付け・落ち葉掃きなど色々とお手伝いをしてもらいました。農家の仕事はハサミ・シャベル・熊手…という風に道具も内容も幅広く、四季にわたって繰り返す仕事もあればシーズンに一度だけのものもあります。段取り良く効率よく、怪我無く、丁寧に…どんなお仕事にも言えることだと思います。短い時間に詰め込みましたが、我が家としてもとても助かる時間でした。

今日は田んぼで乾燥していたワラを片づけました。例年なら10月の半ばで片付くのですが、雨のせいでだいぶ遅れてしまいました。遊びに来ていた息子のお友達にも手伝ってもらい予定した時間より早く終わりました。彼は「達成感がある」としきりに言っていました。そして「また手伝いをします!」と。わらは年末のわら細工や畑での敷き藁や肥料としてのわらに利用します。貴重な資材です。
来週の作業は玉ねぎの定植や里芋やさつま芋を掘り上げて来年の種イモを貯蔵。霜が降りる前に里芋はすべて掘ります。雑草取りも継続中・・・。

大根・白菜・ブロッコリーはまだ成育途中。11月後半に収穫できるかな。またその頃体験の活動が出来ればと思います。
コメント
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