石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

稲刈り前の準備

2020年09月08日 | 田んぼ・お米作り講座
先日の台風の前に大雨が予想されたので、川の水位を上げる板と用水への水取り板を外しました。5月の田んぼに水を入れ始める頃に川に板を設置。用水へ水が調整して流れ込むようにします。農業用水は許可水利権という権利があります。数十年の間に近隣の農家は田んぼをやめてしまいこの地区は我が家1軒のみの水路の使用。そのため田植え前の用水の堀さらいや草刈りも共同作業ではなくなり、うちだけで担わなくてはいけなくなりました。でも、夏場の渇水期はこの用水の水で揉めるところが多いそうです。そのような事が起きない分気が楽かな・・・。

これで田んぼへの用水からの水は断たれ、稲刈りまでは自然の降雨のみで田を乾かしていきます。いつまでも水が入った田んぼでは稲刈りの時に重量のある機械もぬかるみ動かなくなってしまうからです。だから稲刈りの頃の田んぼはカチカチの地面になってますよ。

稲刈り体験と秋野菜の収穫、9時の部・あと5組。10時の部・あと1組。お申し込みお待ちしております。詳細は8月31日のブログをご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする