昨日行われたJ2の第7節、ファジアーノ岡山はアウェーのニンジニアスタジアムで愛媛FCと対戦しました。
過去の対戦成績が、25戦して8勝7分10敗と苦手にしているチームの一つです。

ところで、対戦相手の愛媛FCはここまで今季未勝利ということで、和泉茂徳監督が辞任し、實好礼忠コーチが監督に就任するとの発表があったばかり、ファジとの対戦が新監督が就任しての最初の試合となりました。
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元々、順位に関係なく苦手としている愛媛FCとの試合、そして今季未勝利チームに初勝利をプレゼントする心優しいファジ、新監督の船出の試合ということで、これは嫌な空気感での試合となります。
更に、スタメンとして発表されていた徳元が体調不良で急遽下口に交代したという事実。左SBが主戦場ではない下口ですし、いきなりの交代出場ということでの動揺もあり、これは非常事態となりました。

過去に何度もお邪魔しているニンスタですが、今季も行くつもりでいました。しかし、ここに来てのコロナの状況悪化が気になったのと、私自身のプライベートに行くことのできない事情ができてしまったことで、今回は参戦することができませんでした。残念なのですが、こればかりは致し方ありません。
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では、昨日のアウェーゲームの試合結果です。
*ニンスタ 1,498人
愛媛 2-2 岡山
┌2-0┐
└0-2┘
得点者:
24分 川村拓夢(愛)
29分 川村拓夢(愛)
62分 上門知樹(岡)
90+7分 疋田優人(岡)

一方、極度の得点力不足に悩む攻撃陣ですが、昨日もシュート数は多かったものの流れの中での得点はありませんでした。1点目の上門のミドルシュートはFKからサインプレーで直接叩き込んだゴラッソでした。ゴラッソメーカーとも呼ばれる上門の面目躍如たるシュートで1点差になりました。しかし、その後は中々追い付けず決定機も阻まれて、負け試合となる寸前、アディショナルタイムも終わるギリギリの時間帯にCKをクリアされた跳ね返りに疋田が飛び込んでのダイレクトボレーを決めました。この試合がJリーグデビューとなったルーキー疋田の起死回生の一撃で何とか引き分けに持ち込めました。
チーム状態がかなり不安定な状況で前半で負った2点のビハインドはかなり重くのしかかったのですが、負け試合を引き分けに持ち込んだ2本のゴラッソでした。
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それでも、この試合での2得点もセットプレーからのもの。流れの中で得点できない状況は続いています。そもそも、今季挙げた得点は5点しかありませんから、それもそのはずかとは思いますが


昨日の試合のスタッツです。
愛媛 岡山
ボール支配率 38% 62%
シ ュ ー ト 11 18
枠内シュート 2 9
パス(成功率) 269(71%) 539(81%)
オフサイド 0 1
F K 13 13
C K 1 6
P K 0 0
数字を見ても試合の多くは支配できていました。問題はやはりシュートの精度ですね。
その課題が克服できないから点が取れないのです。故障者が増えてきて、中々メンバー選びも苦慮する状況になって来ましたが、この試合の疋田のような活躍できる若手が何人か現れてくれることで、薄い選手層が徐々に厚くなり、チームが活性化されれば違う景色が見られるようになるかも知れませんね。

順位は12位となりました。勝てていないので下がるのは仕方ないですが、降格圏のチームとの勝点差が「3」という状況は早く打破したいですね。

次節は、4月17日(土)の水戸ホーリーホック戦です。今季は全ての試合が難関ですから、どこが相手とか考えている余裕もありません。

苦手の水戸戦ですが、ここで流れを変えて勢いをつける為にもスッキリと勝つ試合を見せてほしいと思います。
皆さん、次節はトライフープ岡山とのコラボもあります。
当日は現地でお会いしましょう。
よろしくお願いします。