東北勢を相手に3連戦を連勝して迎えるGW最終日のアウェーゲーム。秋田から岡山に帰り、次は町田に移動してというハードなスケジュールで行われた今季のGW3連戦。首位を倒しての3連勝に大きな意義があったのですが、中々厳しい魔境J2です。
試合詳細や数字などは後日書くとして、このアウェーゲームを写真で振り返ってみたいと思います。
激しい雨が降る岡山を早朝に出発。のぞみでまずは新横浜を目指します。町田市は東京都が神奈川県に乗り込んだような位置関係で、新幹線から移動するなら最寄りは新横浜です。
新横浜から横浜線八王子行き快速に乗るとすぐに町田に着きます。
駅近くにはゼルビアを取り上げる広告物が目立ちます。以前に訪れた時にはあまり見られなかったものですが、自治体を巻き込んだ活動が大切だということでしょうね。
バスでスタジアムに移動します。その間も雨が降り続いていて、やるにも観るにも厳しい試合になることを暗示していました。
以前来た時に工事中だったバックスタンドが見事に出来上がっていました。
「天空の城」とは言い得て妙です。確かにここは徒歩で上って来るには厳しい場所で、以前は「東京なのにサッカー観戦しようとしたら、まず登山」と恐れられた野津田の急登でしたが、シャトルバスが近くまで着くようになってからはかなり楽になりました。
選手紹介時の花火は得点時にも実施されました。他では見かけない個性的な演出ですね。サイバーエージェントが出資するようになって、良くも悪くもクラブは発展を続けているようです。こういうことは得意分野でしょうからね。岡山でできるかというと、様々な制約がありそうです。
入場時にも雨は小止みなく降り続きます。風も強くなってきて、屋根の下でも雨具がないとずぶ濡れになるような荒天になりました。
試合も波乱含みとなるのでしょうか?
いよいよ、試合開始です。3連勝して上位に食い込みたい。その意気ごみが嵐を吹き飛ばしてくれることを願っていました。
かなり手堅い試合になると予想していたのですが、早い時間帯に相手のミスもあってチアゴのゴールで先制しました。
エリキとデュークの強力2トップを上手く抑えてゴール前で決定的な仕事をさせないという作戦が奏功して、押されながらも1点のリードを保って折り返しました。
攻撃面が今一歩精彩を欠いていることが気になるところですが、相手も堅い守備を誇る首位チームです。連戦の蓄積疲労もあるでしょうから、どういう戦略で勝ちに行くかが大事な試合でした。
しかし、後半に入って早々に平河にスーパーゴールを許して試合がふりだしに戻ります。自らのスローインを奪われてカウンターを仕掛けられ、何とか凌いでいただけに、寄せが甘かったことは悔やまれます。フリーで気持ちよく右足を振らせれば、相手も首位を走るチームですから許してはくれません。
その後は勝ち越しを狙う相手の勢いに押される時間帯が多くなりました。そんな中でも決定的なチャンスが何度かあっただけに、決め切る精度が足りなかったのが残念です。
エリキとデュークの2人を抑えることはこの試合の鍵でしたが、他の選手に仕事をされてしまう懸念が試合前からよぎっていましたが、良い選手がいっぱいいる相手なので許してはくれませんでした。
激しい雨と強い風の悪条件の中で疲労と戦いながら、選手たちはよく頑張ってくれました。途中からずぶ濡れになりながらの厳しい観戦環境になりましたが、緊迫した試合内容だったので殆ど気にはなりませんでした。
できることなら勝点「3」を持ち帰りたかった。その気持ちはありますが、ドロー決着は最低限の結果になったと思います。
悔しい気持ちは次節のホームゲームでしっかり晴らしましょう。
出典:https://www.fagiano-okayama.com/
では、次節はCスタでお会いしましょう。よろしくお願い申し上げます。