昨日、本日と岡山リベッツのホームゲームが岡山武道館で行われます。昨日はT.T彩たまと、そして今日は木下マイスター東京と対戦します。悲願の日本一の為にも勝ち抜きたい連戦となりました。
ここに来て、あの丹羽孝希問題はクラブにとって非常に痛い出来事になりました。チームの主将が起こした事件によってチーム力の衰退だけでなく、クラブに対する地元の受け取り方、特にスポンサー企業を中心に逆風は避けて通れません。個人の引き起こした事件とはいえ、岡山にとってのダメージは計り知れず、ひいては卓球という競技に対する世間の見方が変ってしまうことにもなりかねないネガティブな出来事になったと危惧しています。
この試合の両チームのベンチ入りメンバーです。
【岡山】 |
李尚洙 |
郝帥 |
田添 響 |
谷垣 佑真 |
及川 瑞基 |
【彩たま】 |
宇田 幸矢 |
小林 広夢 |
木造 勇人 |
有延 大夢 |
曽根 翔 |
吉山僚一が急遽ベンチ入りを外れたこともあって、5人のベンチ入りで選手起用にも若干難しさが残りました。今後の試合でもこの苦しみが常について回る可能性があります。
T.T彩たま には曽根翔をはじめ宇田幸矢、木造勇人の代表クラスの選手を有し、加えて団体戦に頗る強い有延大夢もいて、全く持って侮れない相手になりました。現状で首位を争っているのもよく分かるチーム編成になっていると感じます。
試合結果です。
*岡山武道館 684人
岡山 1-3 彩たま
◇第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
郝帥・及川瑞基 1-2 小林広夢・有延大夢
第1ゲーム:11-09
第2ゲーム:09-11
第3ゲーム:08-11
◇第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
郝帥 3-2 曽根翔
第1ゲーム:11-07
第2ゲーム:10-11
第3ゲーム:11-07
第4ゲーム:10-11
第5ゲーム:11-08
◇第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
谷垣佑真 2-3 宇田幸矢
第1ゲーム:10-11
第2ゲーム:11-05
第3ゲーム:11-08
第4ゲーム:04-11
第5ゲーム:07-11
◇第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
李尚洙 1-3 木造勇人
第1ゲーム:06-11
第2ゲーム:11-04
第3ゲーム:10-11
第4ゲーム:06-11
🏓接戦になった試合を取るか落とすかで雲泥の差になってしまいます。それが「1-3」という結果になったのだと思います。ダブルスを取り切れなかったものの、郝帥が第2マッチを曽根に競り勝って流れを引き戻しました。しかし、宇田との第3マッチは谷垣が優位に進めながら勝ち切れず、第4マッチの李尚洙は試合勘が戻っていないように感じました。爆発力は誰にも負けない李だけに乗れなかった場合のあっさり敗退という姿に残念な気持ちでした。丹羽事件の影響はそれほど感じませんでしたが、選手の内面までは計り知れません。なかったと言い切れはしないと思います。
本日は、同じ岡山武道館で木下マイスター東京と対戦します。この試合はきっちり勝って再度優勝争いに返り咲いてほしいものです。現地参戦はできませんが、勝利を祈っています。
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