おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

第106回全国高校野球選手権 8月13日(火)の試合結果

2024年08月14日 08時35分56秒 | 高校野球

第7日で参加49校が出揃います。48試合を行うトーナメント大会で、1回戦は17試合、1回戦不戦勝で2回戦で初戦を戦うのは8試合(開幕戦勝者の滋賀学園は2試合)。合計で25試合が行われ、25校が姿を消すことになります。

甲子園初戦の結果に見る傾向値は後程・・

100年の時を経て高校野球の聖地と呼ばれるようになった阪神甲子園球場。昔からそこは夢の舞台であり続けました。暑さが懸念される近年の聖地でも夢を追う姿には大きな変化はありません。

大人の都合さえ介在しなければこれからも聖地たる佇まいには変わりはないと思うのですが。

"地球温暖化は利権争いの象徴"という意見には概ね同意します。その対策に効果も説得力も一切ないままに長い時間を無駄に費やしてきたのを見ても、彼らはこの利権を手放したくないという一貫した姿勢が感じ取れます。効果を出さなければ永久に甘い蜜を吸い続けることができますからね。それは事態を改善したくないのが見え見えのコロナ利権と相通ずるところがあります。違った「コロナは金儲けの道具として彼らが創造し、只の風邪をコロナと恐れた民衆の盲目的行動に後押しされた幻」なのでした(苦笑) まあ、温暖化も地球の長い歴史の中の瞬きするより短い一瞬をまことしやかに切り取った連中の金儲けの為の偶像でしかありませんがね。恐竜が地球を支配していた時代には南極は熱帯雨林でした。地軸の移動があるにせよ、南極大陸が氷に覆われている今は温暖化どころか氷河期の真っ只中です。短い期間の気温の上昇を「この世の終わり」と煽り立てて金儲けに勤しむ連中の口車に乗ることだけは避けたいところです。

まあ、確かに暑いことには変わりがありませんので注意を怠らないようにしたいものです。

100年聖地を彩った主人公は数多いのですが、その中心にい続けるのはやはり明訓高校であり山田太郎なんでしょう。連載が始まった当時は柔道漫画かとも思えるようなスタートでしたが、キャッチャーが主人公という漫画は斬新でした。「ドカベン」という今の時代なら下手をしたら「差別用語」と批判されそうなタイトルも異彩を放った作品です。

では、話を本筋に戻します。

7日目も2回戦4試合が行われました。

第7日 8月13日(火)

▽2回戦

08:00 長野日大-青森山田

10:35 石橋-聖和学園

13:10 霞ヶ浦-智弁和歌山

15:45 花巻東-滋賀学園

第4試合の花巻東で49校が出揃いました。初戦の振り返りは試合結果の後に記したいと思います。

8月13日(火)

▽2回戦

青森山田 004 100 400│9

長野日大 000 000 100│1

(青)関-橋場

(長)山田・中島・山田-堀内

 

石  橋 000 400 100│5

聖和学園 000 000 000│0

(石)入江-山下

(聖)斎藤佑・千葉-遠藤

 

霞 ヶ 浦 010 020 000 02│5

智弁和歌山 000 000 030 01│4

                       (延長11回タイブレーク)

(霞)市村・真仲-片見

(智)松倉・渡辺-上田

 

滋賀学園 030 020 000│5

花巻東  000 000 000│0

(滋)脇本-杉本

(花)小松・葛西・田崎-千葉爽

⚾石橋高校の関係者の皆さんには大変失礼なこととお詫びいたしますが、「5-0」の勝利にはびっくりしました。21世紀枠に関してはあまり肯定的な話はしてきませんでしたが、昨春の選抜に21世紀枠で出場した石橋がその時の敗戦を糧として、この勝利があったのだとしたら彼らの頑張りには敬意を表したいと思います。しかし、それは彼らの努力であって21世紀枠のお陰ではありません。そこを思い違いしている人は高野連の思惑通りに操られる恐れがあるので、高校野球以外でもマスメディアの嘘に騙されないようにご注意ください。

第8日も2回戦4試合が行われます。

第8日 8月14日(水)

▽2回戦

08:00 健大高崎-智弁学園

10:35 大阪桐蔭-小松大谷

13:10 京都国際-新潟産大附

15:45 西日本短大附-菰野

選抜優勝校の健大高崎ですが、エースの離脱という試練をはね返して作新学院が達成した春夏連覇を再現できるか? かなり苦難の予感はします。

 

そして、今大会の初戦を振り返ってみたいと思います。

初戦の試合結果をまとめてみました。

高校生の大会ですから、「番狂わせ」という表現は適切ではないと思いますのでここでは結果として受け止めたいと思います。

以前行われていた東西対抗の観点で見て行きたいと思います。

北信越は福井・石川・富山を西側に長野と新潟は東側に加えます。東海は三重・岐阜も含めて東と致します。

東・西の勝ち数を比較すると、以下の通りです。

東=12勝,西=13勝(滋賀学園2勝)

東西対抗ではないのでこれで勢力図と判断することはできませんが指標にはなると思います。

しかし、個人的には初戦は近県対決を少しでも回避できるように、東西対抗を復活させるべきという気持ちに変化はありません。甲子園に来てまで地区大会をさせられるのは選手たちが可哀想です。これに関しては高野連の皆様に熟考をお願いしたいものですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地に落ちた・・否、海底に沈んだ『水泳ニッポン』 個人競技における競技団体の位置付けの重要性を再認識する結果!?

2024年08月14日 08時01分35秒 | オリンピック

戦前には無敵を誇った『水泳大国・日本』は長き低迷期を乗り越えて世界に冠たる『水泳ニッポン』の時代を謳歌していた筈です。

パリ五輪での低迷を意外と驚くことはありませんが、こうまで急降下するとは・・!? 組織が一枚岩ではない競技はこうまで落ちてしまうのか、と改めて認識した五輪でもありました。


不振に終わった日本水泳界同じ方向を向いていなかった選手と首脳陣・・パリ五輪・担当記者見た
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20240812-OHT1T51258

※以下、引用です。

日本水泳界をけん引してきた競泳は、存在感を失ってしまった。金を含む複数メダル獲得を目標に掲げたパリ五輪は、男子400メートル個人メドレーの松下知之(東洋大)が獲得した銀1個に終わった。リレーを含めて27選手が参加し、入賞は13種目を数えたが、日本新はなく、自己ベスト更新も1人(松下)にとどまった。梅原孝之監督は「危機感」を口にしたが、現場の空気感はどこかよそ様のような印象がぬぐえなかった。

メダルなしに終わった1996年アトランタ大会以来の低調ぶり。男女リレーで表彰台に上がっていた12年ロンドン五輪頃の競泳ニッポンは、影もない。アジアや欧州勢が力をつけている事は確かだが、選手が本番で力を出し切れるだけの準備を日本代表としてできていたのか。大いに疑問に残る。

今大会中、浅いと話題になったプール。事前の情報共有は首脳陣の中でもまばらで、現場には下りてこなかった。選手からは「飛び込んだ瞬間に浅いと思った」「急に水底だったのでビックリした」という声が聞かれた。水深が成績に直結したと考えるのは安易だが、重要であるはずの戦うフィールドについて伝える人がいなかったことは、問題の一端を映し出す。

11個のメダルを獲得した12年ロンドン五輪前は、渡欧してプールの水質検査までしていたという。米国代表の選考会にも視察メンバーを派遣し、情報を集めるなど準備をしていた。梅原監督が「情報収集不足と言われるとそうなのかな」と語るように、結果を残した時代のノウハウは引き継がれていないようだ。水連は現場の声を聞いて五輪までの強化合宿などを調整しているが、各代表コーチに属するチームの方針に依存し、日本として同じベクトルを向いている印象は感じられなかった。

選手、そしてコーチは日々、成長のために練習を積み重ねる。競泳は個人競技だが、こと五輪においては、何よりチーム力が試される。28年ロス五輪での復活に向けては、リーダーシップをとれる人材の発掘が急務で、より戦略的に強化を図っていく必要がある。現場のトップがよそ様の空気では、選手があまりにもふびんだ。(大谷 翔太)


水泳ニッポンの栄光は見る影もなく、メダル量産に沸く他種目に隠れてひっそりとしたものでした。水連の動力源は紛れもなく競泳陣の躍動でした。

水泳競技のパリでの惨状は大会前から危惧されていたことではあります。上層部が一枚岩ではない競技団体の問題だけで結論付けられない病巣が垣間見えて、水連だけではない日本の競技団体に根本的に横たわる「体育会体質」の限界が訪れようとしているのではないかと感じるところがありました。

 

直近の日本の躍進を支えてきた「巨人の星」と「虎の穴」。日本における体育会体質は「虎の穴」なのか? 体育会は「ルール無用の悪党」を養成する闇の組織ではありませんが、歴史的視点から見ると虎の穴に酷似している点は多々あります。ただ、日本的虎の穴は同じ目標を目指す統一された組織ではなく、団体と個人の利害が絡まるよりどす黒い現実的な存在です。組織のトップに立つ人の技量によって強くもなれば衰退もする。その負のスパイラルを何度も繰り返してきたのが日本のスポーツ界です。

「虎の穴」的組織の代表たる日本のレスリングはパリで絶頂期を迎えました。しかし、その結果に胡坐をかいていたり、利権に血道をあげるトップが現れた場合には、その座は安泰ではありません。

逆に組織が生まれ変われば水連にも未来はあると思います。まずは、お互いの利害を超越した集合体に生まれ変わることです。それが最も難しい課題であったとしても。

それぞれの指導者が個人的に努力し、選手が個人的に頑張った結果が良ければ称えられ、悪ければ徹底的に叩かれる。この風潮は中々改善はされないでしょう。競技に直接関与しない第三者が外部から叩く行為は慎みたいものですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする