W杯に向けて日本が選ぶべき戦術を模索する戦いの一つとして昨日はパラグアイ戦が行われました。国際親善試合で、しかも日本国内で行うのですから、内容が良かったとしても何割かは差し引いて見ないといけないと思います。
特にW杯出場を逃しているパラグアイとの対戦ということで、お互いのモチベーションの違いも加味しておかないといけません。
日本代表がW杯に出るか出ないかは国内で開催する試合の入場者数に大きく影響します。本来は、そういうことを完全に抜きにして、純粋にサッカーを楽しむ風土が国内に醸成されれば、それに越したことはないのですが、日本はまだまだサッカー後進国ですから、まだまだ乗り越えるべき山は多いと感じます。これがサッカーが絶対に追い越せない日本の野球文化の分厚い壁なのでしょうね。
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それはさて置き、パラグアイ戦の結果です。
*札幌ドーム 24,511人
日本 4-1 パラグアイ
┌2-0┐
└2-1┘
得点者:
36分 浅野拓磨(日)
42分 鎌田大地(日)
59分 デルリス・ゴンサレス(パ)
60分 三笘 薫(日)
85分 田中 碧(日)
最終予選の終盤でメンバー外になった堂安と鎌田のパフォーマンスが良かったというのは、この試合の位置づけがそれほどプレッシャーを感じることなく行えたからともいえますが、実際のW杯本大会では、アジアで戦ったように「確実に勝点を拾う」これまでのサッカーでは勝ち抜けないということが言えますから、彼らが本大会で同じような動きができるかどうかは重要なキーポイントになりそうです。PK失敗はさて置き、堂安の力量を知っている森保監督が今後どのように采配を振るうかは興味深いところです。
この試合のスタッツです。
日本 パラグアイ
ボール支配率 56% 44%
シ ュ ー ト 26 10
枠内シュート 10 3
パス(成功率) 584(86%) 381(80%)
オフサイド 2 0
F K 15 15
C K 6 3
P K 1 0
パラグアイの状態をある程度差し引かないといけませんが、全体的に良い内容で試合を運べたのは良かったと思います。
ただ、前にも述べたように次のブラジル戦が試金石ですから、その試合をどう戦うかで本戦での日本の立ち位置が見えてくるのではないかと思います。
中々、代表としての練習がしっかりできるという訳には行きませんから、試合の中で合わせて行きたいですね。頑張りを見せてほしいと思います。
よろしくお願いします。
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