第5日も1回戦3試合が行われました。春の大会は寒さとの戦いに加えて雨との戦いでもあります。大会が雨で順延されることになると日程消化が春休みを超えてしまう恐れが出てくるために、少しずつ早くなってきたのが現状だとも言えそうです。
【第5日目の試合予定】
神村学園-作新学園
大阪桐蔭-北海
愛工大名電-報徳学園
ここまで全敗の近畿勢は大阪桐蔭と報徳学園が登場します。21世紀枠を含めて7校が出場している近畿勢はこれまで1回戦は0勝5敗です。ここで踏みとどまるかどうかは、5日目の2校の出来にかかっています。
では、第4日目の試合結果です。
3月22日(金)
▽1回戦
作新学院 000 002 100│3
神村学園 011 020 02X│6
(作)小川哲・石毛・斎藤奬-岩出
(神)上川床・千原・釜・今村-木下
北 海 000 100 000│1
大阪桐蔭 004 102 00X│7
(北)松田・大沢-大石
(桐)平嶋・中野・南-増田・杉本
愛工大名電 000 001 000 1 │1
報徳学園 000 000 100 2x│2
(延長10回タイブレーク)
(愛)伊東-板倉
(報)今朝丸・間木-徳田
⚾第1試合、作新学院の追い上げをかわして神村学園が2回戦に進みました。作新は相手を大きく上回る13安打を放ちましたがチャンスを生かし切れずに初戦敗退でした。神村学園は効果的に加点して勝利しました。
第2試合は大阪桐蔭が着実に加点して快勝。安打数は多くありませんが、手堅い攻めで確実に点を重ねて行きました。北海は攻守に振るいませんでした。
第3試合はロースコアの接戦で延長に突入し、報徳学園がタイブレークを制して逆転サヨナラ勝ちしました。お互いに拙攻の目立つ試合でしたが、タイブレークになって試合が動くというのは、どうも納得がいかない部分はあります。
第6日は第2試合から2回戦に突入します。尚、本日は甲子園は雨の為に3試合とも中止となり明日に順延されます。
【第6日目の試合予定】
▽1回戦
日本航空石川-常総学院
▽2回戦
八戸学園光星-星稜
熊本国府-阿南光
ここまでの1回戦15試合で21世紀枠を含む各地区の動向は、北海道が2試合で0勝2敗、東北は3試合で2勝1敗、関東・東京は5試合で3勝2敗、東海が3試合で1勝2敗、北信越は2試合で1勝1敗、近畿は7試合で2勝5敗、中国が2試合で2勝0敗、四国は2試合で1勝1敗、九州が4試合で3勝1敗です。残る1回戦は北信越と関東の対戦で、初戦の白黒が決します。0.5枠をそれぞれ減らされた中国・四国は合計で3勝1敗、対して1枠が増えた東北は2勝1敗、東海は1勝2敗でした。また、1枠が減少した21世紀枠は体制に何の影響もありませんでした。
さて、明日に順延された大会はここからどのように動いていくでしょうか?
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