さて、関西学生野球連盟秋季リーグ戦の第7節第1日の2試合の試合結果です。
優勝の可能性を4校が残している大混戦のリーグ戦になりましたが、この日を迎える前までは、圧倒的に近大が優位に立っていました。
但し、勝負は諦めたら負けです。諦めなければ何かが起きる。漫画でも小説でもなく、現実にそれが起きるのです。人はそれを奇跡と呼びます。
「事実は小説よりも奇なり」とは、言い得て妙ですな。
試合結果です。
▽1回戦(京大1勝)
近 大 000 000 001│1
京 大 002 001 10X│4
(近)久保・大石・森本-西川・大杉
(京)水江・水口-愛澤
⚾京大が快勝で秋季リーグでの初白星をあげました。好機にちゃんとタイムリーが出る理想の試合運びです。京大の先発・水江が7回を無失点で抑え、リリーフした水口も1失点で抑えて逃げ切りました。近大は京大を上回る7安打を放ちましたが、好機に一本が出ず敗れました。
この結果、近大が残り2試合に連勝したとしても、関大が残り試合に4連勝すれば、勝率でも近大を上回り、同大が立命に連勝した時の勝率も上回って、逆転優勝することができます。但し、「捕らぬ狸の皮算用」にならないように、1試合1試合を確実に勝って行きたいところです。
▽1回戦(関大1勝)
関 大 000 371 000│11
立 命 300 101 000│5
(関)金丸・岩井・宮崎-越川・谷元
(立)秋山・長屋・藤本竜・高塚-星子
⚾初回に3失点して苦しいスタートだった関大ですが、終わってみれば14安打11得点で大勝しました。前にも書いたように立命の先発・秋山をうちあぐんでいただけに、4回から代えてくれて流れが大きく変わったことが勝因の第一かと思います。立命の二番手以降の投手に集中打を浴びせて大量得点、金丸は5失点しましたが自責点は3で、ミス絡みの失点は気の毒でした。立命の4失策が失点に絡んで投手の足を引っ張ったのも勝敗に影響しました。
関大は第2日も立命に勝ち、優位を保って最終節の関関戦に臨みたいところです。
第2日も、ほっともっとフィールド神戸で2回戦2試合が行われます。
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