関西学生野球連盟秋季リーグ戦第3節の第2日は、マイネットスタジアム皇子山に於いて2回戦2試合が行われました。関大と立命の先勝を受けての2回戦です。
秋季リーグの3連覇を狙う関大とすれば、前半の山場である今節の近大戦と次節の立命戦での勝点が絶対に必要です。何しろ、苦手とする京大戦を後ろに控えているだけに、安閑とはしていられません。
2回戦2試合の試合結果です。
▽2回戦(立命2勝)
京 大 000 000 000│0
立 命 310 000 00X│4
(京)青木健・水江-南
(立)長屋・小林・遠藤・有馬-加藤
⚾立命が連勝で勝点をあげました。1回に3点を先取し、2回には竹内のホームランで追加点をあげ、4投手の継投で京大打線を完封しました。
京大は散発の6安打に封じられチャンスも作れませんでした。
▽2回戦(関大2勝)
関 大 011 000 000 002│4
近 大 001 000 010 000│2
(延長12回)
(関)荒谷・山下健・米沢・茶谷-有馬
(近)野口・森健・矢田・宮原・寺沢・北見-木森・中丸
⚾DH制を実施していない上に、延長でのタイブレークを採用していないリーグなので、延長に入ると中々試合の行方が決まらないことが多くなります。
関大主将の有馬にとっては地元である皇子山で連勝したことは嬉しかったと思います。
関大は延長12回表、2死からヒットの三杉を置いて代打の山田が決勝2ランを放ち接戦にケリを付けました。勝因は4人目の茶谷の好投です。8回途中からリリーフして、4回1/3を無失点に抑えて味方の援護を待ちました。ホームランでの決着というのはらしくないとも言えますが、こういう劇的な勝利が優勝するチームにはついてきます。良い流れを失わないことが大事です。
この結果、第3節を終えた時点で4連勝で勝点「2」をあげた関大が首位に立ち、同勝点の立命が4勝1敗で2位につけています。
第4節は9月23日(土)から、ほっともっとフィールド神戸にて「関大-立命」「関学-同大」の対戦が行われます。
関大がここで勝点を取ることになれば、優勝に向けて勢いを増して行けそうです。
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