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東大の成績上位層が「自分は頭が悪い」と公言する合理的な理由

2024年09月19日 22時03分17秒 | 教育のこと

自分は頭が悪い」と自信を持って言える人こそ…  突然ですが、みなさんは「頭がいい人」って、どんな人だと思いますか? 

どんな計算でも瞬時にやってしまう人でしょうか? それとも、どんなことでも知っている人でしょうか?  

僕が考える「頭がいい人」は、「自分は頭が悪いよ」と胸を張って言える人です。元々の知識量などはまったく関係ありません。「頭が悪い」ということを公言して、何事も聞いてくる人ほど、「あぁ、彼/彼女は頭がいいのだな」と感じさせられます。  

むしろ「自分は頭がいいです」という顔をして歩いている人ほど愚かな人はいないと考えています。  

今回は「頭が悪い人」ほど頭がよくなるチャンスに恵まれているかもしれない理由を解説していきたいと思います。  
   

「頭が悪い」というのはどういう状態なのか?

  そもそも「頭が悪い」というのはどういう人を指すでしょうか? これはわりと多くの人で共通した答えが出ると思います。たとえば、「何も知らない人、知識がない人」などは「頭が悪い」と感じられがちなのではないでしょうか?  

しかし、この「頭が悪い」という経験は別に誰かに限った話ではありません。むしろ、全人類等しく共通して体験しているでしょう。なぜなら生まれたときから何事かを知っている人などいるはずもないからです。

  極端な話をすれば、生まれたときはみな同じく「頭が悪い」のです。



ジグソーパズル」と似ている 「いやいや、そんなこと言っても、頭の良し悪しというものは知識の量なんかでは決まらないよ!」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんなことはありません。本当は知識量だけでも頭の良し悪しがほぼ決まります。  

それは何かを考えるためにはベースとなる「知識」が必要になるからです。 「考える」という作業はジグソーパズルの組み立て作業に似ていると僕は考えています。  

すでに手元にあるピースをああでもないこうでもないと組み合わせていって、最終的にきれいな絵を完成させるという作業は「あらかじめ持っている知識を活用して、知らないことや、今までになかったような発想ができるようにする」という作業とそっくりではありませんか?  
   

「知識の詰め込み」も実は大切な理由


  逆にいえば、「ピースがなければパズルは作れない」ということでもあります。  知識の詰め込みよりも「本当に大事なのは考えることだ!」という意識が濃くなっている現代、「考える」という行為が万能に捉えられがちであるように思いますが、実は「考える時こそ、知識が必要」なのです。 

「知識がない状態での考える行為」は悲惨です。何も知らないからこそ、何かを考えるための手掛かりがなく、「考えること」すらもできない。さらに何を質問していいのかさえわからないから聞くこともできない。このような「負のスパイラル」に陥ってしまうからです。

9/18/2021

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