白鵬の新しき伝説を期待

史上最多記録である双葉山の69連勝を白鵬が破るかが見所である九州場所が、いよいよ始まりました。ほとんどの国民は知らない双葉山の記録が注目されています。1936年から1939年までに達成された記録です。マスコミが双葉山の記録を取り上げて注目するようになったのも、白鵬が先場所までに62連勝しているからです。早速、初日も勝利して63連勝中です。

＜第69代横綱である白鵬が、双葉山の69連勝の不滅記録に挑む＞と、白鵬自身が発言しています。語呂が良いので、本人も気に入っているようです。大分県宇佐市は双葉山の生誕の地です。白鵬が双葉山の生家も訪れてから、福岡市に入っています。

・双葉山の四股名の由来の格言です。＜栴檀（せんだん）は双葉より芳し＞（大成する人物は幼少の頃から優れている）
・双葉山が連勝が止まった時に知人に打った電報は、有名です。＜いまだ木鶏たりえず＞（何があっても泰然として構えるという力士の理想像を木彫りの鶏とし、自分はまだ理想的な力士になっていない意）
・双葉山の勝負への考えた方を表した言葉です。＜後の先＞（後れて立ち会いをしたようでも、先に有利な形を作る）

幾多の伝説を持つ双葉山の記録に挑むのは、7日後です。新しい伝説ができるか、本当に楽しみです。