岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

伊藤穣一氏と山中伸弥氏のスーパープレゼン

2015-01-02 08:21:38 | 日々のこと
元旦の夜、偶然NHKーEテレビに画面が行き、堀の深い顔の人が早口で話しています。隣の山中伸弥京都大学教授が、伊藤さんと一度会いたかったと言わしめています。

この堀の深い顔の男性は伊藤穣一氏で、マサセッチュー工科大学(MIT)メディアラボ所長です。アメリカの大学を2度中退しているにも拘わらず、現職に就任していています。インターネット関係の専門家のようです。伊藤氏の頭の回転が異様に早いのが、世界に誇る山中教授とのアドリブから如実に分かります。

TED(Technology Entertainment Design)での講演会動画を見ながら、優れたプレゼンの要素を分析し、山中教授と伊藤氏とは次の3点を大事な点と推奨しています。

1.take-home message を明確にする。
2.自分の実体験を語り、自分の弱みをさらけ出す。
3.ユーモアを忘れない。

聴衆の集中力の効く期間は、3.5分程度。この期間に、自分の主張に対して集中させるには、家に帰っても覚えているメッセージをできれば1点か2点に単純化し、明確にするべき。

聴衆の共感を得るために、自分の失敗や欠点を明るく率直に語り、自分の弱みをさらけ出し、具体的に語るべき。

集中力のリスタートのために、要所要所にユーモアを入れるべき。

山中教授の事は存じ上げています。伊藤穣一氏は魅力的な人物です。彼の著作物を一度読んで見ようと思います。私にはプレゼンする機会は少ないのですが、人の出会いは一期一会です。初対面の方との会話での注意点に応用できると考えられます。

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