子どもに対していろいろな事件があるたびに
親は何してるんや!って言う
親を責める言葉が飛びかう
それぞれの家庭にそれぞれの事情があると思う
子どもを失って一番つらいのは親なのに・・・
れみ兄1号は高校二年生の時に傷害事件の被害者になりました
友達と花火をすると18時に出て行って
「ごめん」って泣きながら帰って来た時は
口から血を垂らして Tシャツは血だらけでした
前歯を二本失った れみ兄1号はその後
不登校になったり、社会人になってからも
引きこもったり苦しい時代がありました
それでも今回の事件のように命を奪われたわけではない
遠回りをしてでも少しずつ大人になっている
事件に巻き込まれたら生きているか、死んでいるかなんて紙一重だと思う
もしあの時 れみ兄1号がもっと酷い暴行を受けていたら
私は花火に行く れみ兄1号をなぜ止めなかったのかと
一生後悔して生きていたと思う
事件以降 人間不信の れみ兄1号は転職を三回して
ようやくブラックではない企業に就職できました
今でもメンタル面が弱いので仕事が続くか 私は毎日心配していますけど・・・
そんな れみ兄1号が「メシ食いに行こう」と誘ってくれました
29日は れみ兄2号の誕生日だから れみ兄2号も一緒に来いよって
3人でお邪魔して Sちゃんと5人で
回ってるお寿司屋の中では高級なお店で
お腹いっぱい食べさせてもらい
アイスクリームのお店にも連れて行ってくれました
言葉では言い表せない至福のひとときでした
息子が稼いだお金でいただく 美味しいけど気恥ずかしい
今までのいろんな苦しい事が この子の人生の糧になったんだろうと・・・
それもこれも命があるからやり直せる
二十歳を過ぎて大人と言われるようになっても
私の心配の種であることには違いない
でもこんなうれしい事がある
なんか支離滅裂やなぁ~
お二人の中学生のご冥福を祈ります
昨日が大丈夫でも今日も大丈夫なんて保証はない
こんな事件が二度と起きないように
一人一人命を守る生き方をしないといけないね