泉区生活支援ネットワーク

仙台市の障がい者支援のための情報です。福祉・特別支援教育・就労など,分野をこえた生活支援のネットワーク・情報交換の場です

第279回仙台ロービジョン勉強会(2024年8月21日)

2024年07月19日 | 視覚障害・聴覚障害支援
第279回 仙台ロービジョン勉強会のご案内

仙台ロービジョン勉強会とは、視覚障害児・者の支援についての定例の勉強会です。月ごとにテーマが変わり、目の病気のことから、福祉サービス、福祉機器、具体的な支援方法など内容は多岐にわたります。2000年8月に自主的な勉強会としてスタートし、2006年4月(第66回)からは事務局をNPO法人アイサポート仙台に置いて引き続き開催しています。
 支援者どうしの分野や組織の枠を超えたネットワーク作り、「顔の見える関係」の基盤にもなっています。関心があるテーマの回のみ参加される方も大歓迎です。ぜひ気軽にご参加ください。

1 内容
テーマ: エコーロケーション(反射音・反響音定位)で世界をみる
話題提供:株式会社ステージライン 英語講師 松川 恵理子 さん
 恵理子さんは、先天盲で高校卒業後、渡米。大学卒業後、帰国し、仙台で英語講師や翻訳をして活躍されています。10歳から白杖を持ち始め、18歳からはアイメイトと一緒に行動し、現在は次のアイメイトを待っているところです。 子供のころから、エコーロケーションを使って、一人で友達の家に遊びに行ったり、自転車を乗り回したりしていたそうです。大人になってきてからは、聴覚が衰えてきているため、物の輪郭がぼやけてきたり、距離の遠いものが見えなくなってきているそうですが、白杖やアイメイトを使いながら行動されています。
 今回は、恵理子さんからエコーロケーションを使って、世界をどのようにとらえているのかをお話しいただきます。実際にエコーロケーションを参加者の皆さんに体験していただく時間も設ける予定です。
また、エコーロケーションで見えることで、時に超能力者のように言われたりすることもあるそうです。視覚障害があると何もできないという固定観念があるためではないでしょうか。恵理子さんは視覚障害者の社会的地位の向上を切望されており、その思いについてもお話しいただく予定です。

2 日時
2024年8月21日(水) 19時~20時30分
※今月は第3水曜日となっております。

3 会場
仙台市福祉プラザ 11階 第1研修室

4 参加費
500円 ※お釣りが要らないようにご準備いただきますよう、お願いいたします。

5 定員
会場30名 オンライン90名 

6 参加のお申し込み方法
資料準備の都合上、参加ご希望の方は8月16日(金)までに以下の➀~④項目をご連絡ください。
※メールやFAXの場合は件名に「第279回ロービジョン勉強会申込み」と記載してください。
※オンラインでの参加をご希望の方はメールでお申し込みください。折り返し、参加費の納入方法および勉強会当日のZoom接続方法などをご案内させていただきます。
  ➀お名前(ふりがな)  ②職業(または勤務先・学校名)
  ③連絡先(メールアドレス・電話番号など) ④参加方法…「会場で参加」または「オンライン参加」の別

お申し込み・お問い合わせ先
仙台市視覚障害者支援センター アイサポート仙台
電話 022-341-1728 FAX 022-341-1729 
メール sisien@sky.plala.or.jp
(担当:善積)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第12回特別支援学校作業技能... | トップ | 障害者5000人職失う 就労事業... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

視覚障害・聴覚障害支援」カテゴリの最新記事