(「河北新報」令和5年3月22日付記事より引用)
障害者就労支援会社のチャレンジドジャパン(仙台市)は、障害のある作家が描いたイラストを毎月定額で提供するサービスを始めた。イラストデータがデザイン素材として使い放題となるプランや、額入りポスターが月替わりで届くプランなどがあり、企業を主な対象として利用者を募っている。
新サービスは「Chaledo(チャレド)」と銘打ち、昨年10月に始めた。アート表現が得意な障害者とユーザーとの架け橋になることで、国連の持続可能な開発目標(SDGS)の8番目に掲げる「働きがいも経済成長も」や、10番目の「人や国の不平等をなくそう」に貢献する。
主にデザインを手がける企業やフリーランス向けとなる「デザインパーツーサブスクプラン」は、イラストの画像データを無制限にダウンロードできる内容で、月額3850円。チャレドのサイトで既に480作品を公開し、毎月50作前後の投入を予定する。
「法人向けポスター・サブスクプラン」は、障害者が描いたイラストをプロのデザイナーがB2判のポスターに仕立て、それを毎月1種届けるサービス。特製の額縁が付いており、企業の応接室などに飾ってもらうことを想定する。
チャレドの理念も周知するため、ポスター下部には取り組みのコンセプトと作家・デザイナー名を記した「キャプション」が付く。送料込みで月額1万1000円。
イラストを独占利用できる「プレミアムデザインパーツ」(5万5000円から)のプランも用意した。
引き合いは既に来ている。ベル食品工業夭阪市)はレトルトカレー3種の外箱にチャレドのイラストを採用した。
ポスターのサブスクは仙台銀行(仙台市)が複数口を契約。うちI点を本店(青葉区中央)ATMコーナーに飾り、取引先にも紹介するなど普及に協力する。ほかにも宮城県内の学習塾や建設会社など5社が「SDGSに手軽に取り組める」などとして採用した。
チャレンジド社は就労支援施設を東日本で26力所運営し、常時約500人が最長2年通所する。作家は現在約20人で、サブスクの売り上げのI割を還元する。
大塚裕介副社長は「表現することが好きな人の『得意』を『仕事』に変える仕掛け。弊社施設利用者に限らず作家を募り、活用企業の輪も広げたい」と呼びかける。連絡先はチャレンジドジャパン022(385)5778。
障害者就労支援会社のチャレンジドジャパン(仙台市)は、障害のある作家が描いたイラストを毎月定額で提供するサービスを始めた。イラストデータがデザイン素材として使い放題となるプランや、額入りポスターが月替わりで届くプランなどがあり、企業を主な対象として利用者を募っている。
新サービスは「Chaledo(チャレド)」と銘打ち、昨年10月に始めた。アート表現が得意な障害者とユーザーとの架け橋になることで、国連の持続可能な開発目標(SDGS)の8番目に掲げる「働きがいも経済成長も」や、10番目の「人や国の不平等をなくそう」に貢献する。
主にデザインを手がける企業やフリーランス向けとなる「デザインパーツーサブスクプラン」は、イラストの画像データを無制限にダウンロードできる内容で、月額3850円。チャレドのサイトで既に480作品を公開し、毎月50作前後の投入を予定する。
「法人向けポスター・サブスクプラン」は、障害者が描いたイラストをプロのデザイナーがB2判のポスターに仕立て、それを毎月1種届けるサービス。特製の額縁が付いており、企業の応接室などに飾ってもらうことを想定する。
チャレドの理念も周知するため、ポスター下部には取り組みのコンセプトと作家・デザイナー名を記した「キャプション」が付く。送料込みで月額1万1000円。
イラストを独占利用できる「プレミアムデザインパーツ」(5万5000円から)のプランも用意した。
引き合いは既に来ている。ベル食品工業夭阪市)はレトルトカレー3種の外箱にチャレドのイラストを採用した。
ポスターのサブスクは仙台銀行(仙台市)が複数口を契約。うちI点を本店(青葉区中央)ATMコーナーに飾り、取引先にも紹介するなど普及に協力する。ほかにも宮城県内の学習塾や建設会社など5社が「SDGSに手軽に取り組める」などとして採用した。
チャレンジド社は就労支援施設を東日本で26力所運営し、常時約500人が最長2年通所する。作家は現在約20人で、サブスクの売り上げのI割を還元する。
大塚裕介副社長は「表現することが好きな人の『得意』を『仕事』に変える仕掛け。弊社施設利用者に限らず作家を募り、活用企業の輪も広げたい」と呼びかける。連絡先はチャレンジドジャパン022(385)5778。