泉区生活支援ネットワーク

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古代の線刻画モチーフ クリアファイル商品化

2015年10月23日 | 施設情報
「河北新報」平成27年10月22日(木)付け記事より引用)
 障害者のアート事業に取り組む宮城県山元町のNPO法人「ポラリス」が、地元の合戦原遺跡をモチーフにしたクリアファイルを商品化した。横穴墓群から見つかった東北最大級の古代の線刻画を障害者がまねて描き、温かみのある作品に仕上げた。関係者は「山元の歴史を発信して町を元気にしたい」と意気込む。

 線刻画は7月、東日本大震災の被災者向けに整備中の集団移転先から発掘された。7世紀の古墳時代末期から奈良時代のものとみられ、玄室の奥壁に人や鳥のようなものが描かれてた。

 これを基に、ポラリスを利用する障害者がイラスト化。土に刻んだ線刻画を茶色の線で表現した。ファイルの上下には彩色した鳥の絵も入れた。裏面には被災して2017年春に再開予定のJR常磐線をモチーフにしたイラストを載せた。

 制作に当たり、障害者らは考古学の専門家から遺跡や線刻画の歴史的価値について学んだという。

 ポラリスの田口ひろみ代表は「線刻画の持つ価値をみんな意欲的に学んで表現してくれた。貴重な遺跡をアートとして記録に残すことで、住民や子どもたちが山元の歴史に触れるきっかけになればうれしい」と話した。税込み250円。連絡先はポラリス0223(36)7410。
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