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障害者雇用に積極的 「もにす認定」に仙台のアイエーオートバックス 宮城県内7例目(河北新報)

2023年08月15日 | 就労・生活自立
(「河北新報」令和5年8月15日付記事より引用)
 障害者雇用に積極的に取り組む中小事業主を対象とした厚生労働省の「もにす認定」に、自動車用品の小売りなどを手がけるアイエーオートバックス(仙台市太白区)が選ばれた。認定は県内7例目で小売業は初めて。

 社員297人の同社では重度身体障害、知的障害、精神障害のある9人が正社員やパートとして働く。特別支援学校や福祉就労支援施設からの職場実習を積極的に受け入れ、就職後も生活や業務に関する悩みをサポート。障害者実雇用率は3・53%と法定雇用率(2・3%)を上回り、就職から1年後の定着率は約86%と高い水準にある。

 宮城労働局は3日、荒井宏貴社長(52)に認定通知書を手渡した。竹内聡局長は「地域のロールモデルとして活躍してほしい」とエールを送り、荒井社長は「認定に恥じないよう、一人一人に合った雇用の創出と支援を続けたい」と抱負を語った。

 認定制度は2020年3月に始まった。障害者が働きやすい環境づくりや実際の定着状況など17項目の総合点などを基に決まる。

「もにす認定」について(宮城労働局)
 障害者雇用促進法に基づく障害者雇用の促進及び雇用の安定に関する取組について、その取組の実施状況が優良であることの基準に該当する中小企業主は、都道府県労働局への申請により、厚生労働省から「障害者雇用優良中小事業主」認定(もにす認定)を受けることができます。
 認定の申請ができる事業主は、常時雇用する労働者の数が300人以下である中小企業事業主です。認定事業主が地域における障害者雇用のロールモデルとして認知され、地域での障害者雇用の取組が一層推進されることが期待されます。
 令和5年8月15日現在の宮城県内認定企業
  株式会社新陽ランドリー(仙台市泉区 令和3年)
  株式会社クリーン&クリーン(仙台市宮城野区 令和3年)
  株式会社清建(登米市迫町 令和3年)
  社会福祉法人大和福壽会(塩竈市 令和4年)
  株式会社八葉水産(気仙沼市 令和4年)
  株式会社大場製作所(栗原市築館 令和4年)
  株式会社アイエーオートバックス(仙台市太白区 令和5年)

「もにす認定」(厚生労働省)
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