河北新報平成23年3月20日付け記事より引用
震災の影響で、在宅の重度障害者らの生活が困難になっている。仙台市内などの食料品店には市民が殺到、数時間待ちのケースもある。介護に追われる家族は長時間の外出や、買い出しが十分にできずにいる。
重度の意識障害のある仙台市若林区の古高克さん(22)の母親は「ほぼ一人で介護しており、なかなか外出できない。食料が底を突かないか心配だ」と話す。おむつや、固形物が食べられない克さんのペースト食など必要な介護用品も入手できず、残った分でやりくりを続けている。
仙台市若林障害者福祉センターは、在宅支援対象となっている障害者をスタッフが順次訪問、必要な人には食料を届けるなどの対応を進めているが「介護する家族が高齢の場合も多く生活が困難になっているケースは少なくない」と話している
震災の影響で、在宅の重度障害者らの生活が困難になっている。仙台市内などの食料品店には市民が殺到、数時間待ちのケースもある。介護に追われる家族は長時間の外出や、買い出しが十分にできずにいる。
重度の意識障害のある仙台市若林区の古高克さん(22)の母親は「ほぼ一人で介護しており、なかなか外出できない。食料が底を突かないか心配だ」と話す。おむつや、固形物が食べられない克さんのペースト食など必要な介護用品も入手できず、残った分でやりくりを続けている。
仙台市若林障害者福祉センターは、在宅支援対象となっている障害者をスタッフが順次訪問、必要な人には食料を届けるなどの対応を進めているが「介護する家族が高齢の場合も多く生活が困難になっているケースは少なくない」と話している