(「河北新報」平成30年6月4日(月)付け記事より引用)
街をステージに障害のある人もない人も音楽を楽しむ「とっておきの音楽祭2018」(実行委員会主催)が3日、仙台市であった。青葉区の市民広場や商店街のアーケードなど33カ所で県内外の332団体が演奏を披露し、それぞれの個性を輝かせた。
約2500人が参加。ダンスや合唱、楽器演奏で観客と一体になった。打楽器を持ち寄って輪になり、即興でアンサンブルを奏でる参加型イベントもあった。
福島市の障害者就労支援作業施設「アートさをり」に通う熊坂珠希さん(34)はスタッフと合唱した。熊坂さんは「聴いてくれた人が手拍子をしてくれて仲間になれた」と話した。
音楽祭は2001年に始まり、18回目。仙台を発祥に全国各地で同名のイベントが開かれるようになり、2日には18市の団体で構成する全国ネットワークが発足した。情報発信を一本化、運営を支援し合う。
代表に就いた仙台市のNPO法人「とっておきの音楽祭」の菊地昭典理事長(70)は「全国の同志と音楽表現を通じて障害や性別、国を超えた空間を創り出していきたい」と話した。
街をステージに障害のある人もない人も音楽を楽しむ「とっておきの音楽祭2018」(実行委員会主催)が3日、仙台市であった。青葉区の市民広場や商店街のアーケードなど33カ所で県内外の332団体が演奏を披露し、それぞれの個性を輝かせた。
約2500人が参加。ダンスや合唱、楽器演奏で観客と一体になった。打楽器を持ち寄って輪になり、即興でアンサンブルを奏でる参加型イベントもあった。
福島市の障害者就労支援作業施設「アートさをり」に通う熊坂珠希さん(34)はスタッフと合唱した。熊坂さんは「聴いてくれた人が手拍子をしてくれて仲間になれた」と話した。
音楽祭は2001年に始まり、18回目。仙台を発祥に全国各地で同名のイベントが開かれるようになり、2日には18市の団体で構成する全国ネットワークが発足した。情報発信を一本化、運営を支援し合う。
代表に就いた仙台市のNPO法人「とっておきの音楽祭」の菊地昭典理事長(70)は「全国の同志と音楽表現を通じて障害や性別、国を超えた空間を創り出していきたい」と話した。