(「河北新報」令和元年5月24日付記事より引用)
視覚障害者と聴覚障害者が一緒に楽しめるプラネタリウム-。そんなイベント企画を、仙台市天文台(青葉区)と市内の認定NPO法人「ビートスイッチ」などが進めている。点字プログラムと手話解説によって星巡りをサポートする趣向で、初の試みという。
市天文台はこれまでも断続的に手話付き鑑賞会を開催。昨年は認定NPO法人などと組んで星座を表した点図を作成し、視覚障害者に体験してもらった。
「ハンディがあっても外出する機会があることで心が弾み、生活に潤いをもたらす」。企画を提案した安藤修二さん(64)は実感を込めて語る。認定NPO法人が運営する就労継続支援事業所「希望の星」の職員。10年ほど前に病気にかかり、視力を失った。
「宇宙へのロマンを抱き続けていきたいし、それが励みになっている。企画すること自体も面白い」と安藤さん。星に願いを託して準備にいそしむ。
イベントは7月6日午後4時の開演。視覚や聴覚に障害のある音楽家たちによる演奏が花を添える。
視覚障害者と聴覚障害者が一緒に楽しめるプラネタリウム-。そんなイベント企画を、仙台市天文台(青葉区)と市内の認定NPO法人「ビートスイッチ」などが進めている。点字プログラムと手話解説によって星巡りをサポートする趣向で、初の試みという。
市天文台はこれまでも断続的に手話付き鑑賞会を開催。昨年は認定NPO法人などと組んで星座を表した点図を作成し、視覚障害者に体験してもらった。
「ハンディがあっても外出する機会があることで心が弾み、生活に潤いをもたらす」。企画を提案した安藤修二さん(64)は実感を込めて語る。認定NPO法人が運営する就労継続支援事業所「希望の星」の職員。10年ほど前に病気にかかり、視力を失った。
「宇宙へのロマンを抱き続けていきたいし、それが励みになっている。企画すること自体も面白い」と安藤さん。星に願いを託して準備にいそしむ。
イベントは7月6日午後4時の開演。視覚や聴覚に障害のある音楽家たちによる演奏が花を添える。