仙台市で各区に整備を進めている障害者福祉センター。青葉区の福祉センターは旭ヶ丘の駅前整備とあわせて複合型の総合センターの計画がありましたが,だいぶ遅れています。その事情について,河北新報で取り上げていましたのでご紹介します。
(河北新報平成22年2月26日(金)付け記事より引用)
仙台市整備、旭ヶ丘の複合型施設 計画を縮小 費用は膨張
仙台市が青葉区旭ケ丘3丁目に整備中の複合型公共施設の工事が大幅に遅れている。温水プールや体育館などを備える計画だが、地下で廃棄物が見つかり、隣接アパートで地盤沈下が起きるなど「想定外のトラブル」(企画市民局)が続いたため、市は今月、計画を見直した。総事業費は膨らみ、開館予定も2011年度から14年度にずれ込みそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/08/f045dbbe0ca48a35a6a8c3e2f4a11526.jpg)
廃棄物は08年5月、予定地の下水道工事で見つかった。家電や建築廃材などで、地下水から国の環境基準値を上回る鉛やヒ素を確認した。
同年12月には、予定地南側ののり面工事中に、隣地のアパートで地盤沈下が発生。境界部分の地下に面積約60平方メートル、高さ最大1.5メートルの亜炭坑跡の空洞が見つかった。掘削時期などの記録は見当たらないという。
市は当初、地上4階、地下1階で延べ床面積約8800平方メートルの施設を計画。基礎の工事を08年5月に始めた。しかし、廃棄物の影響で掘削が難しくなり、地下階の建設を断念。今月、延べ床面積を約6200平方メートルに縮小し、身体障害者総合支援センターの入居を見送る計画に修正した。
見直し後の計画では、施設は4階建て。25メートルの温水プール、体育館、市民センター、障害者福祉センターなどが入る。
汚染土壌対策や設計の見直しなどに10億円、隣地購入や地盤沈下対策などに数億円が必要となり、総事業費は当初の43億円から55億円以上に膨らむ見通しだという。
企画市民局は3月に住民説明会を開き、見直し後の計画を報告する予定。「問題点を早急に取り除き、開業を待ち望む地域の声に応えたい」と話している。
(河北新報平成22年2月26日(金)付け記事より引用)
仙台市整備、旭ヶ丘の複合型施設 計画を縮小 費用は膨張
仙台市が青葉区旭ケ丘3丁目に整備中の複合型公共施設の工事が大幅に遅れている。温水プールや体育館などを備える計画だが、地下で廃棄物が見つかり、隣接アパートで地盤沈下が起きるなど「想定外のトラブル」(企画市民局)が続いたため、市は今月、計画を見直した。総事業費は膨らみ、開館予定も2011年度から14年度にずれ込みそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/08/f045dbbe0ca48a35a6a8c3e2f4a11526.jpg)
廃棄物は08年5月、予定地の下水道工事で見つかった。家電や建築廃材などで、地下水から国の環境基準値を上回る鉛やヒ素を確認した。
同年12月には、予定地南側ののり面工事中に、隣地のアパートで地盤沈下が発生。境界部分の地下に面積約60平方メートル、高さ最大1.5メートルの亜炭坑跡の空洞が見つかった。掘削時期などの記録は見当たらないという。
市は当初、地上4階、地下1階で延べ床面積約8800平方メートルの施設を計画。基礎の工事を08年5月に始めた。しかし、廃棄物の影響で掘削が難しくなり、地下階の建設を断念。今月、延べ床面積を約6200平方メートルに縮小し、身体障害者総合支援センターの入居を見送る計画に修正した。
見直し後の計画では、施設は4階建て。25メートルの温水プール、体育館、市民センター、障害者福祉センターなどが入る。
汚染土壌対策や設計の見直しなどに10億円、隣地購入や地盤沈下対策などに数億円が必要となり、総事業費は当初の43億円から55億円以上に膨らむ見通しだという。
企画市民局は3月に住民説明会を開き、見直し後の計画を報告する予定。「問題点を早急に取り除き、開業を待ち望む地域の声に応えたい」と話している。