(「河北新報」令和元年5月13日付記事より引用)
障害者が作った菓子や野菜、手工芸品を販売する「働く障害者ふれあいフェスティバル」が15日、宮城県庁1階ロビーで始まった。県内40の障害者就労支援事業所が日替わりで出店する。17日まで。
初日は名取など4市の14事業所がブースを出した。パンや菓子、手作りの小物などが並べられ、来場者でにぎわった。
仙台市若林区のNPO法人「ほっとたいむ」は乾燥野菜やアクセサリーなどを直売した。職業指導員の高橋信行さん(57)は「新型コロナウイルスの影響で販売会などのイベントが中止になった。徐々に販売の機会が増えてきて助かる」と話した。
販売会は障害者の自立意欲の向上や県民の障害者就労への理解を深めるため、2004年度に始まった。
午前10時半~午後2時。12月にも県庁で開催を予定している。