ikkei blog

電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

「ちびでぃ~のBB」を作ってみた

2013年11月26日 22時58分23秒 | Arduino
MFT2013で買った、ちっちゃいものくらぶの「ちびでぃ~のBB」
作ってみることにしました。
これが基板です。


まず最初にUSBコネクタをハンダ付けします。

ボス穴が開いているので位置決めはし易いのですが、
ランドと足がほぼ同じなので、手ハンダは少し難しいです。

次にICをハンダ付けします。
でも、ピッチが狭いので、1本ずつハンダ付けするのは難しいです。
そう言う場合は、もうべちゃっとハンダを付けてしまいます。


そのあと、ハンダ吸い取り線で余分なハンダを取ればこの通り。


こうやって、3つのICをハンダ付けします。


あとは、抵抗やコンデンサを付けていきます。
ただ、2mmの円筒の水晶が2つ有るのですが、
どちらが12MHzで16MHzなのか分かりにくいです。
かろうじて1つが6000と読めたのでこちらがおそらく16MHz、
もう一つは全く読めませんでしたが、残りが12MHzと言う事です。

部品を全てハンダ付けしてしまうと、あとはピンソケットです。
短い方は真ん中のピンを抜きます。
長い方は8ピンと10ピンに切ります。


このとき、適当なシールドにピンソケットをはめてから
基板をかぶせるとハンダ付けし易いです。
ただ、この「ちびでぃ~のBB」の場合、ピンソケットの間隔が微妙に狭いのです。
本来の間隔は2.54 x 19 = 48.26mm なのですが、基板のサイズが50 x 50mmなため
この間隔が取れずに48.0mm程度になっているようです。

と言うわけで、完成です。


ただし、ブートローダを書き込まないとArduinoになりません。
ISPにピンヘッダをハンダ付けしてしまうと邪魔になりそうなので、
押し込んで書き込みました。


そしてLチカを書き込んで動きました。

はい、今度こそ完成です。

表面実装の狭ピッチICのハンダ付けができて、
ブートローダーの書き込みができるならば、
安くて(1,000円)良い互換機だと思います。