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電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

新製品WS2821の紹介メールが来た

2013年12月20日 22時15分50秒 | 電子工作
WS2813の問い合わせメールをメーカーに送ったからか、
今日、新製品の案内メールが来ていました。

To:Customers of Worldsemi
Thank you for all customers’s support!
Recently,we plan to develop a new product:package our
new WS2821 IC in the 5050 RGB LED,it shall have following features:
1.WS2821’s data signals are in parallel connection,any LED failures
won’t affect any other LEDs,whole effect won’t be effected at all.
2.WS2821’s protocol supply the DMX512 standard protocol,
so it is compatible with the standard DMX512 control panels,
so all WS2821 series products can be controlled by the DMX control panels directly.
3.WS2821 has address storage function inside, once writing address,shall be permanent preserved.
Following diagram is our recommend application:

For the package,we have two different package types for reference:
1.Package type A:

2.Package type B:

For type A:Here are two shortcomings:
a).RGB chip is located in the side,not the center,so emitting color shall be at side as well.
b).Since it is not a customize frame,so for heat dissipation and steady shall checked by the market as well.
For type B:We plan to develop this new led frame as well,
thus will guarantee the RGB chip existing in the center,heat dissipation being better!
For pricing strategy,we plan to price type A between 0.15usd and 0.16usd,
type B between 0.16usd and 0.17usd.
Here we would like to invite all our customers to discuss about the package pins,
pricing strategy,any suggestions are all welcome!
Welcome to work together with our new products!Thank you for all customers’ support!

Best Regards!

WORLDSEMI/ YIN


Worldsemiのお客さまへ
すべてのお客さまの支持に感謝いたします。
我々は近々新しいIC WS2821を5050 RGB LED パッケージに
入れた新製品を発表する予定です。それには以下の特長があります。
1.WS2821のデータ信号は並列接続で、LEDの故障が他のLEDに
影響しません。全体への影響が全くありません。
2.WS2821のプロトコルは、DMX512標準プロトコルを提供します。
従って、DMX512標準コントロールパネルと互換性があります。
よって、すべてのWS2821シリーズの製品は、DMXコントロールパネルによって直接制御することができます。
3.WS2821にはアドレス記憶機能を内蔵しています。一度アドレスを書くと永久に保持します。
以下の図は、我々の推薦アプリケーションです:

パッケージに関して、2つの異なるパッケージタイプがあります。
1.パッケージタイプ A:

2.パッケージタイプ B:

タイプAには2つの欠点があります。
a) RGBのチップはサイドに位置します。センターでは有りません。
従って、色の放射がサイド寄りです。
b) カスタマイズフレームではないので、放熱と安定を市場でよくチェックすべきです。
タイプBのために新しいリードフレームを開発する計画です。
これによってRGBチップをセンターに配置し、放熱をよりよくすることを保証します。
価格設定としては、タイプAは0.15~0.16USD、タイプBは0.16~0.17USDを計画しています。
お客さまにはパッケージ、ピン、価格設定などについてご意見をお願いします。
どんな提案も歓迎いたします。
新製品と共に働くことを歓迎します。すべてのお客さまの支持に感謝いたします。

敬具!

WORLDSEMI/YIN


だそうです。
DMX512で直接コントロールできるのは凄いですね。

WS2813を点灯してみた

2013年12月20日 01時54分23秒 | 電子工作
WS2813の顛末を書きましたが、それぞれのタイミングに違いが有るのか無いのか、
実際に測定してみることにしました。

先ずは、ブレッドボードに挿せるように変換基板を作ってみました。
左からWS2812、WS2812B、WS2813です。


このままArduino互換機のOnBoardにつないでみましたが、
タイミング互換があるので、全部普通に点灯します。


タイミングスペックを調べるにはパルス幅を微妙に変化させて、0と1の境目を探る必要があります。
そのためには、Arduinoでは無理なので、ディスクリートで作ってみました。

HC123を2個使って、H/L: 350ns/800nsのパルスをH/L: 30μs/4msでバースト状にします。
30μsあれば、24ビットは確保出来るはずで、それ以上はスルーになるだけです。

350nsでは0 codeなので、少しずつ長くしていけば1 codeになるところが有るはずで、
そのとき24ビットすべて1 codeになるので、白発光になるはずです。

こうやって、ギリギリ白発光するところを探ってみました。
その結果はこうなりました。
WS2812 592ns
WS2812B 616ns
WS2813 604ns

このデータから、スレッショルド値は600nsでバラついているように見えます。
つまり、3つとも同じであることが推察できます。

また、スペックからHの時間のみで0/1の判定をしていると
思われるので、Lの時間は50μsまでは関係ないはずです。
実際にLの時間を400nsから3μsまで変えてみましたが変化は無かったです。

以上のことから、タイミングスペックは3つとも同じだと思われます。
では、次にデータシートのスペックから考察してみることにします。
これはまた明日。