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電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

西安旅行 その8 兵馬俑

2015年01月06日 02時27分30秒 | 中国語
華清池で2時間弱、驪山に2時間居たので、2時になってしまいました。
急いでタクシーに乗って兵馬俑に向かいましょう。
1時間と少しで兵馬俑に着きました。


チケットは冬場でも少し高くて120元(約2,400円)です。


歩いていると、日本語で話しかけてくる人が居ました。
日本語のガイドは要りませんか?と言うことです。
確かに、日本語の説明が有った方が分かり易いですね。
料金を聞くと150元(約3,000円)だったので、頼みました。

そしたら、いきなり兵馬俑の入口まで1kmほどあると。
5元(約100円)のカートに乗ると速いと言われ、乗ることにしました。




ほどなく、1号館の前に着きました。

右に見えるのが2号館です。

1号館に入るとすぐに、あの有名な場面が広がります。

かなり広いです。

横から見るとこんな感じ。

先頭は先鋒隊なのに、鎧を着けていません。
強い人が先鋒なので鎧を着けないのだとか。
ホントかなぁ。

途中はこんな感じ。
発掘したときは崩れていたので、人形は割れていたそうです。

立っているのは、修復して立てたものなのです。

ここはまだ発掘していないところ。

実はまだまだ発掘が済んでいません。

こちらは3号館。司令部のようです。


兵馬俑の写真を見ると人形と人形の間にもなにか有るのでは?
と思っていましたが、そこは壁なんだそうです。
つまり、お墓の埋葬品として埋めたのではなく、
地下室を作ってそこに人形を並べたと言うのです。

そして壁と壁の上に丸太を渡して天井を作ったそうです。
なので、長い年月で崩れ、ほとんどの人形は倒れてしまったと言うわけです。
上半身は中空の陶器なので、崩れやすいのです。
足と上半身と首を組み合わせています。
バラバラになった陶器のかけらを元通り修復しているので時間が掛かるようです。

しかし、この立て膝を突いた人形は背が低いので倒れず、
ほとんど崩れずに発見されたと言うことです。


凄いのは、靴の裏にまで模様が刻まれていることです。

そこまでしますか?(すいませんだじゃれです w)

一方、下級の兵士はこんな感じです。

なんか、手を抜いている感じです。w


また、発掘当時は彩色されている色がまだ残っていたそうです。
それを復元したのがこれです。

なるほど、これなら人形でも本物の兵士のようです。
中には顔が緑色の兵士もいたそうです。(ひょっとしたらナメック星人か)

他にも一杯写真を撮ったのですが、ここでは割愛します。
とにかくスケールの大きさに驚きます。

最後に、日本語の解説本を薦められたので、せっかくなので買うことにしました。
150元(約3,000円)でした。
発見者もそこに居て、本にサインをもらいました。

ここでの時間はやはり2時間弱掛かりました。

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西安旅行 その3の続き 謎の漢字の正体が分かった

2015年01月05日 23時39分25秒 | 中国語
他の場所にもありました。

これは乾陵で昼食を取った食堂の壁に有った看板です。

ますます、謎が深まるばかりです。

そして、買い物をしに先日の夜市の場所に行ってみると
別の所にもこんな看板が吊してありました。

店の前にもあります。
中国語の面は日本語の麺のことです。麺料理だと言うことは分かります。

思い切ってメニューを指して注文してみました。

そして分かったのが、これは「ビアンビアンミエン」と発音すると言うことです。

するとやおら小さい塊の麺を棒で少し伸ばして
5 x 20 cm位にしたかと思うと、
両端をもって上下に振って伸ばしていくのです。

そう!
日本語で、こういう風にゴムひもなどを上下に振るとき「ビョンビョン」って言いますね。
まさかの擬態語だったのです。

(これは私の説です。ちなみに中国語には擬態語はほとんどありません
と教科書には説明されていますが、往復ビンタの時、「ピャーピャー」
と言ったりするので、私は辞書にも無い擬態語や擬音語が結構有るのでは?
と思っています。)

こうやって両手一杯に伸ばした麺を2本釜に入れてゆがきます。
そうして出来上がった「ビアンビアンミエン」がこれです。

麺を持ち上げると、この通り。
味は少しピリ辛ですが、日本人にも合うおいしさでした。
なんか、こんなうどんなら日本にも有ったような気がします。

ホテルに戻って、"biang biang"で検索したら一発で出てきました
ここでは、饼饼が語源と書いてありますが、日本人がみたら擬態語で決まりです。w
先の看板のように面が付いていなくても同じものを指すようです。

そして、極めつきは「中国の陝西省で一般的な幅広の麵」とか
「具のないものは田舎に住む貧民の食事であったが、
近年ではその風変わりな名前や表記から脚光を浴び、
西安市などの都市でも提供されるようになった。」
と書いてあるではありませんか。

だったら、西安に来たら一度は食べた方が良いかも知れません。
というのも、これほど西安独特の食べ物なのに、
どのガイドブックにも触れられていなかったからです。

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西安旅行 その7

2015年01月05日 08時02分04秒 | 組み込みソフト
華清池から見上げると、リフトが見えます。


そして、こんな案内がありました。


なので、ついでのついでに驪山にも行ってみることにします。
リフト乗り場は華清池を出て少し左に行ったところにありました。

ここも冬場は安くて往復40元(約800円)です。


待合場所には長い列を想定していますが、今はガラガラです。

繁忙期の人の多さを想像できます。

上についたら、また料金所があります。


入山料が45元(約900円)なのだそうです。


ふと見ると観光用の車がずらり。
要所を車で廻ってくれるとのこと。
時間も無いので、乗ろうと思います。
料金は50元(約1,000円)でした。
うへぇー、どんどんお金が減っていくなぁ。

で、まず展望台に行くと、日本語の説明がありました。


確かに、下を見ると華清池全体が見渡せます。


その後は鳥語林です。


1元でえさを買って中に入ります。


しかし、池が凍っていてアヒルは池を歩いています。w


上に登っていくと、こんなものが…
どこかで見たような…

あぁ、そうそう。
マカロニほうれん荘だ!(知っている人は歳が分かります)

一番上まで行くと網が見えました。

あ、そう言うことか。
つまり、この鳥語林は谷間の稜線に網を張って鳥が逃げないようにしている訳です。
ここ全体が鳥カゴなのですね。

他にいくつか寺を巡ります。

作りは日本と似ていますが、極彩色のところが違います。

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西安旅行 その6 華清池

2015年01月05日 02時52分44秒 | 中国語
さて、西安の2日目は観光地巡りです。
ホテルで両替をしたら、1万円が495元でした。
関空よりマシですが、やはり500元を切っています。orz

西安と言えば「兵馬俑」と言うことで、兵馬俑に行こうと思います。
ガイドブックを見ると、西安駅からバスが出ているようなので、
まずは西安駅に向かいます。

タクシーで「火车站」(ホーチャーチャン)と言えば良いです。
中国語で火の車と言えば、汽車のことで、站は駅のことです。
電化されても元の名前が残っています。
10元(約200円)でした。



駅前はメチャメチャ混んでいるので、
バスが利用できたら、その方が良いです。

駅の東側がバスターミナルのようなので、
駅に向かって右側へ進みます。

そしたら、この看板がありました。


西安駅 → 華清池 → 兵馬俑
ということなので、せっかくなので華清池に寄っていこうと思います。

取りあえず、バスに乗ります。

料金は中で払います。6元(約120円)でした。

途中、バスの窓からこんな巨大な煙突を見ました。
真ん中のが普通サイズです。


40分くらいで、こんな像が右の窓から見えたら華清池です。


入園料は冬場なので、80元(1,600円)です。


華清池と言えば、ガイドブックではこの楊貴妃像が有名ですが、
冬場は噴水がありません。


なぜなら、水が凍るからです。
ほれ、池の水も凍ってこのありさまです。

やはり、ここは暖かいシーズンに来た方が景色が良いようです。

今はオフシーズンなので、木は枯れていますし、花もありませんし、
そこら中で修復工事をしています。


その代わり、池の一角はこのように水を抜いていて、
中からせり上がってくる仕掛けを見ることができます。w

それに、なんといってもすいているのが良いです。
国慶節などに来ようものなら混み合って悲惨なことになりそうです。


そもそもここは、温泉地なので、こんなに湯が出ているので、

池にも引けば良いのにと思うのですが、そんなに温度が高くないのかも。

また、昔の温泉の跡が展示されています。

今の中国では湯船に浸かる習慣はありませんが、
これを見ると、昔の人は湯船につかっていた様です。

西安旅行 その5

2015年01月05日 01時07分43秒 | 組み込みソフト
さらに進むとザクロを見つけました。
ザクロと言うと日本ではミカンくらいのくらいの大きさですが、
こちらでは両手で抱えるくらい大きいです。

実を割って中の袋をほぐして集めます。

それをしぼって果汁100%のジュースを作ります。


日本のザクロは小さくて、食べてもタネが有って
あまり食べるところが無くて酸っぱいイメージがありましたが、
このジュースはかなり甘いです。


綿菓子もありました。

日本では袋にキャラクターの絵を描いたりしていますが、
こちらでは袋が無いので、色や形で工夫していますね。