所沢は、京の都や最初の幕府が開かれた鎌倉に通ずる道が開かれていた。このため、さまざまな妖怪伝説が語り継がれていることでも知られていた。
このミュージアムでは、さっそく2021年には9月20日まで売り物の妖怪をテーマにした特設展が開かれた。全国47都道府県のご当地妖怪300点を紹介する「ご当地妖怪」や3D映像のろくろ首が迫ってくる「覗(のぞ)きからくり」、雷や噴火といった自然現象から妖怪が生まれた変遷をたどれる「妖怪回廊」などが見られた。
埼玉県関係では、僧侶の姿で子どもを連れ去る「夜道怪(やどうかい)」、毛むくじゃらで人とも獣ともつかない「血塊」、壁穴からのぞき込むと「世にもおぞましい女性に出会える」のぞきからくりもあった。
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