今年も12月に入ってからの飛来となった稲見干拓地のオオヒシクイですが、
昨日見に行くと川沿いの土手が大掛かりな草刈りなどされていたせいか、
18羽ほど来ていた鳥たちも飛び去っていなくなっており、
広大な干拓地の真ん中にぽつんとキジがいるのみでした。
せっかく出かけて行ったので、周辺を徘徊して帰ってきました。
今シーズンは近隣の猛禽類ですが、
豊富だった昨シーズンとは違って空虚な空を見上げることが多くなっています。
良く晴れたフィールドは静まり返っています。
霞ヶ浦越しに見る筑波山の東側の山並み
ここ数年、同じ道、同じ木、同じ枝で出会うオオタカ
湿地で出会った「バン」久しぶり
首を前後に振りながら泳ぐ姿はひょうきんだ
川辺では「オオバン」と「カイツブリ」
「ハジロカイツブリ」も久しぶり
赤い虹彩がチャームポイント
「ミサゴ」は少し数を増して頭上を頻繁に行き来します、
広大なフィールドの灌木に「ジョウビタキ♂」
「チュウヒ」
塒入り前にやってくる様々な個体
「ハイイロチュウヒ♀」の姿も見ることができました。
チュウヒと異なり、翼裏の縞模様がはっきりしており美しい
独特のV字飛行でにらみを利かせる
日の入り前に続々と集う「チュウヒ」
一時は二十羽ほどのチュウヒが一度に飛んできて、
遠目にはカラスの群れと見まごうほどでした。
やがてフィールドなかほどの灌木に四羽のチュウヒが降り立った
そして、日暮れと同時に塒入りが始まった。
で、この日も沈んだ夕日に浮かぶ富士山を眺めながら帰路につくことに・・・