6月10日にハシブトに雛を持って行かれたツミのカップルでしたが
子育てをやり直していたり・・・
7月29日に野暮用で歩いているとツミのけたたましい鳴き声で見つけました。
ツミの育雛時行動半径は250mくらいと言われているようですが、
ハシブトに襲われた巣の位置から今回発見した巣の位置までは直線距離で300mです。
時間的にも、巣作りをやり直したとしてほぼあっていると思います。
雛をやられてしまった巣は昨年も同様な目にあったにもかかわらず、
ここに営巣するのはここがよほど気に入っているからでしょう。
行動半径がほぼかぶるので別のカップルでは無いと思います。
発見時には真っ白な雛は元気に動き回っていますが孵化後まだ数日と思われます。
ツミは子育てが上手で1シーズンに二度の育雛を行うこともあり、
今回のようにやり直すことも珍しくないようです。
ヒヨドリの声の中から、ちょっと違う聞き覚えのある甘え声が聞こえたので
そちらに向かうとツミメスが食事中。(7/31)
おそらく、オスから餌を受け取った直後と思われます。
ただ、この後巣を発見しましたが、
メスはこの時期巣を離れて自分でも狩りをしますので
自分で捕った獲物かもしれません。
獲物の足が見えますが(^^;
その後、ほとんど肉が残っていない獲物を持って
低空で飛び去りました。
20mほど先にツミの巣がありました。
未だ羽化後数日と思われる白ポヨの雛が二羽見えます。
今年もツミの成長を見ることができそうです。
日が陰っているうちはいいのですが・・・
直射日光が当たると母が翼で日陰を作る姿がけなげ・・・
写真忘れました(;´д`)トホホ
数日後(8/3)見に行くと雛はすくすくと育っているようです。
母が盛んに給餌
獲物を与える母
雛は餌を丸飲み!
すでに羽毛に色が付き始めておとなな感じです。
先日、専門家のお話の中で、
フクロウですが気温が高いと短時間で育雛を終えるということでした。
ツミも同じなのでしょうか?
7/31に比べると立派になった感じ
ですが、二羽が寄り添う姿は可愛い
時折激しく羽ばたきをしています。
開いた翼はすでにだいぶ色づいています。
何はともあれ、ほっといたしました。
ツミにエール
近くで拾った羽根
ツミの羽根なのでしょうか・・・