新古今和歌集の部屋

田兒之浦從 富士川の合戦

富士川合戦

 治承4年(1180年)、都から伊豆に流されていた源頼朝は、以仁王の平氏追討の令旨を受けて挙兵すると、都から派遣された平氏軍と富士川を挟んで対峙しました。
 水鳥が一斉に河沼を飛び立つ音を源氏軍の夜襲と誤認して、一太刀も交えず平氏軍が撤退したという伝説は有名です。
 富士川の合戦時、源氏軍は富士川東岸の富士市域に布陣しており、市内各地で頼朝や源氏方の武士の伝説が史跡とともに残されています。



平家越え

 富士川の河沼から水鳥が一斉に飛び立った音を、源氏軍の夜襲と勘違いした平氏軍が逃げ帰った場所とされています。この付近にはかつて「平家越」という小字がありました。








和田神社(義盛さん)

 鎌倉幕府で全国の御家人を統制する侍所の初代別当(長官)をつとめた和田義盛の功績を称え、義盛をここに祀ったと伝えられています。義盛は富士川の合戦でこの辺りを守ったとされています。





日吉浅間神社








横割八幡宮

 富士川の合戦のとき、頼朝が弓矢と馬を奉納し平氏追討の戦勝祈願をして成就したとの伝承から、村では霊験あらたかな神様であるとして篤く信仰されました。












富士市「源頼朝の伝説」より






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