新古今和歌集の部屋

恋歌四 心の花の色にまかせて 手鑑コレクション

新古今和歌集 巻第十四恋歌四

 百首歌中に      式子内親王

さりともと
  まちし
    月日そ
   うつり
      ゆく
  心の花の
     色に
    まかせて


読み:さりともとまちしつきひぞうつりゆくこころのはなのいろにまかせて
意味:そういっても、そのうちにあの人は来ると待ち続けた月日が空しく過ぎて行く。あの人の私への愛情が色褪せて行くに従って。
備考:本歌 色見えでうつろふ物は世の中の人の心の花にぞありける 古今集恋歌五 百首歌未詳。選者定家。
八代集抄、美濃の家づと、新古今注

筆者:河野公福 不明
世間に 連
平成27年8月18日 壱

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新古今和歌集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事