新古今和歌集の部屋

俳句:立秋猛暑



うろこきぬ
空の雲だけさやかだが





本歌
古今集秋歌上
 秋立つ日詠める
               藤原敏行朝臣
秋來ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる


8月8日は、立秋だったが、今日も30℃を超えていた。
雨雲が3度通過して、激しい雨を降らせたが、直ぐに止み、その後は、ミストサウナのようなモワッとした高湿状態だった。
雨の降った場所は狭く、全く降らない場所は、35℃を超えていただろう?


ウロコ雲、絹雲(巻雲)は、秋の気配を感じさせる雲だが、立秋の日に見えた。
絹と來ぬの掛詞。



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