増補頭書 新編塵劫記大全
継子立之圖
鼠算
正月にねずみ、ちゝはゝいでて、子を十二疋うむ、おやともに十四疋に成也。此鼠
二月には子も又子を十二疋づゝうむ。ゆえに、おやともに九十八疋になり。かく
のごとく、月に一度づゝ、おやも子もまごもひこも月々に十二ひきづゝ
うむとき、十二月にはなにほどになるぞといふ 壱年に合二百
七拾六億八千弍百五拾七万四千四百二疋になる也。此ねずみ
一日に米半合くひ申して1日に
米千三百八拾四万千弍百八十七石弍斗 ○壱合なり。
塵劫記での命数
一(いち)
十(じゅう)
百(ひゃく)
千(せん)
万(まん)
億(おく)10^8
兆(ちょう)10^12
京(けい、きょう)10^16
垓(がい)10^20
𥝱(じょ)10^24
穣(じょう)10^28
溝(こう)10^32
澗(かん)10^36
正(せい)10^40
載(さい)10^44
極(ごく)10^48
恒河沙(ごうがしゃ)10^52
阿僧祇(あそうぎ)10^56
那由他(なゆた)10^60
不可思議(ふかしぎ)10^64
無量大数(むりょうたいすう)10^68
象の重さを計る方法
塵劫記
文化三年丙寅(1806年)春正月
コメント一覧
jikan314
Rancho
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