面白躰
山里にうき世
いとはむ友もがな
くやしく むかし
過し 語らむ
新古今和歌集巻第十七雑歌中
題しらず 西行法師
山里に憂き世いとはむ友もがな悔しく過ぎし昔かたらむ
定家十体 面白様 西行法師
馬上人物 画
耳の形からロバで、ロバに乗るのは仙人か方士であろう。
驢馬仙人乗図としておく
二天 落款
宮本 武蔵(みやもと むさし)は、江戸時代初期の剣術家、兵法家。二刀を用いる二天一流兵法の開祖。
国の重要文化財に指定された『鵜図』『枯木鳴鵙図』『紅梅鳩図』をはじめ『正面達磨図』『盧葉達磨図』『盧雁図屏風』『野馬図』など水墨画・鞍・木刀などの工芸品が各地の美術館に収蔵されている。
本姓は藤原氏、名字は宮本、または新免。幼名は辨助(べんのすけ)、通称(百官名)は武蔵、諱は玄信(はるのぶ)である。号は二天、また二天道楽。著書『五輪書』の中では新免武蔵守・藤原玄信と名乗っている。
第一七八號
宮本二天
馬上人物
定家卿
和歌
耕奇極付
如川家 蔵
参考
日本書画落款大事典
日本書画落款大事典刊行会編 遊子館
平成30年6月28日 伍
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