新古今和歌集の部屋

兼載雑談13 秀歌

兼載雑談

一、後鳥羽院、家隆卿に、今天下一の作者誰ぞと御尋ねあ
りしに、明けばまた秋の半も過ぎぬべしの歌を、たゝんが
みに書きて、おとして罷り退きしとなり。

※明けばまた
明けばまた秋の半ばも過ぎぬべしかたぶく月のをしきのみかは(新勅撰 秋歌上 定家)


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