新古今和歌集の部屋

俳句:曼珠沙華 ’23



夏花火
  熱をゝしむか

  曼珠沙華


季重ねと言う俳句の初心者禁止事項がある。
実は禁止では無く、どちらの季語か不明になるからと言うのが理由だが、有名な
目には青葉山ほとゝぎすはつ松魚
は、歳時記に初鰹の項に載っている。
子規も秋桜子も季重ねをしている。

夏花火自体、花火は夏の季語なので本当は「夏」は不用。夏花火「の」と字余りにすれば説明句になりそうなので、あえて削除った。

今年は、秋彼岸まで真夏日だった。曼珠沙華の別名は彼岸花。と言う俳諧味を感じて戴ければ。

曼珠沙華は法華経に出て来る花で、元々は白だったが、人の罪を吸って赤くなったと言う伝承がある。人の罪=地球温暖化だと思っている。

駄句だと思うが、様々な要素を入れて、作ってみた。

来週も真夏日が到来するとの天気予報である。急な秋気温に風邪を引きやすくなるが、インフルエンザも流行しているとか。
努々油断なされぬ様に。

コメント一覧

jikan314
あららぎ様
僻むとて花の名なれば富太郎
全ての花に名をつけませう
(牧野富太郎博士は、私の尊敬する偉人の一人です😉)
あららぎ
彼岸花 誰が名付けた 彼岸花

僻むから 彼岸花
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「俳句」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事