夏花火
熱をゝしむか
曼珠沙華
季重ねと言う俳句の初心者禁止事項がある。
実は禁止では無く、どちらの季語か不明になるからと言うのが理由だが、有名な
目には青葉山ほとゝぎすはつ松魚
は、歳時記に初鰹の項に載っている。
子規も秋桜子も季重ねをしている。
夏花火自体、花火は夏の季語なので本当は「夏」は不用。夏花火「の」と字余りにすれば説明句になりそうなので、あえて削除った。
今年は、秋彼岸まで真夏日だった。曼珠沙華の別名は彼岸花。と言う俳諧味を感じて戴ければ。
曼珠沙華は法華経に出て来る花で、元々は白だったが、人の罪を吸って赤くなったと言う伝承がある。人の罪=地球温暖化だと思っている。
駄句だと思うが、様々な要素を入れて、作ってみた。
来週も真夏日が到来するとの天気予報である。急な秋気温に風邪を引きやすくなるが、インフルエンザも流行しているとか。
努々油断なされぬ様に。