祇園御霊会の還幸祭の行列が過ぎると片付けが始まっている。 5騎の神官が行列の最後を行く。1頭の馬が突然驚き、躍り上がって神官が必死にしがみつく。 神輿のしんがりを束帯の二人の神主が行き、その後を騎乗の5人細男が羯鼓、笙、笏拍子などの楽を演奏している。 八王子の神輿の周りには、笛、太鼓の楽人が神を慰撫し、牛車の貴族も見物に来ている。 櫛稲田姫命の神輿には、二人の騎乗した巫女が付き従っている。