翁草 惟喬親王墓
翁草 ○惟喬親王の墓 一、洛北大原野邉に陵(ミサゝギ)と云傳へし所あり。孰(イズレ)の陵と...
花紅葉都噺 天明八年祇園会
今夏六月祇園会御神輿洗ひは例年の如く御就行ありしかどもねりものは出ざりしなり。 七月十四...
曽根好忠 由良の戸
ゆらのとをわたる 舟人かぢをたえゆくへもし らぬ恋のみちかな ...
翁草 洛陽(天明)の大火5
右考る所京都町数前巻に記る通元禄年中御改の節千八百餘町なり。其後所々新地出來ぬれば当時...
翁草 洛陽(天明)大火4
南は七條通(但七條迄は不出。七條北側の裏町迄)、北は紫野鞍馬口、西は千本通(但二條より...
新古今和歌集(新)抄 中 蔵書
冬賀 新古今和歌集鈔 二 離別 増補新古今和歌集聞書...
翁草 洛陽(天明)大火3
同申上刻 雨振出南風烈敷。所々の火勢益熾なり。本圀寺へ北の方より火移。寺内を南へ焼廣が...
翁草 洛陽(天明)大火2
翁草 ○ 洛陽大火の続 所々焼失の時刻有増左記 晦日の暁卯の上刻 団栗の辻子より出火。...
翁草 洛陽(天明)大火1
翁草 ○ 洛陽大火 … 抑々平安城の開けし事桓武天皇延暦十三年より天明八戊申年に至暦数九百...
江戸時代の第一種接近遭遇
ある老人のこんな話がある。 私はこの年になるまで格別の怪異を見たことがありません。ただ一度、不思議な事が御座いました。 早春の六日の夜、ある人の所で謡曲の会が御座いまして、私も行...