↑右端 夫算は伏儀隷首に命じてより周官に保氏を置...

あしびきの山の 　　もみぢ葉こよひ 　　　　　もか 　浮びゆくらむ 　　山川のせに ...

　　しまがくり 　　　　わが こぎくれば ともし　　かも 　大和へのぼるまく 　　　...

　　　　憶良らは 　今はまからむ子 　　　　　なく らむそれその 　はゝも吾をまつ 　...

　　はるのゝに霞 　たなびきうらか なし　　この 　　ゆうかげに 　　　うぐひす ...

　　はるの雨はいや 　　　しきふるに 梅の花いまだ 　さかなくいと 　　わかみかも ...

　　こゝにして 家やもいづくしら雲の 　たなびく山を 　　　こえてきに 　　　　　け...

　　　わがそのゝ 　　　　すもゝの花 　　　　　　　か 庭にちる 　はだれのいまだ残...

　たかまどのゝべの 秋はぎいたづらに さきかちるらん 　　　　みる人なし 　　　　　　...

鹿は陰類なり。金風 蕭殺の気に感じて なく。其声凄涼なり。 ○人をして憂を催 さしむ。和泉...